2015年3月21日土曜日

架空の患者さん予約という案

1日たいていひとりくらいは、ドタキャンもしくは無断欠席の患者さんがあるもので、その時間に診察の遅れを取り戻したり、トイレに行ったり、書きのこしていた書類に手をつけたりできる。

が、今日のように朝一から夕方最後まで、切れ目なく目一杯患者さんを診て、昼休みも弁当を食べるのがやっと、という1日はぐったりと疲れる。特に今日はNexplanon (皮下埋め込み式の避妊薬)とIUS (子宮内避妊システム)の挿入が1件ずつあり、その他の患者さんも内容的に盛りだくさんであった。

健康診断書が必要な患者さんひとつとっても、運転免許を取るための書式のように、単純でこちらも勝手知ったるものだとスムーズなのだが、特殊な奨学金や仕事に関連する書式となると、物によってはとても複雑で、非常に頭を使う。

ここまでいっぱいだと、あらかじめ架空の患者さんの予約を入れておいてもらいたい気分である。ダメやろうけど。

昔働いていたクリニックと比べれば、故意のダブルブッキングはない分、楽なはずであるが(一体小芋は昔どうやって生きていたのだろう?)、それは比較の問題であって、渦中にいると、全く楽なことはない。あいかわらず時間との戦いである。

大好きな仕事だけに、いいクオリティを目指している分、well-woman visit の時間枠が短くさせられたことが非常に悔しい。




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