おかげさまで、ピッツバーグに春が戻ってきた。昨日は日焼け止めをよくぬって、水をたくさん携えて走った。
一見桜と見間違うような、白い花が街のあちこちで満開である。梨の木の一種だそうである。
桜と決定的に違うのは、独特の香り。「腐った魚のにおい」とか「精液のにおい」と例える人もいるようだが、私には日本の夏祭りの屋台などで売っている、
イカ焼きのにおいに思えてならない。
最初ピッツバーグに来たときは、まさかこれが花の香りとはつゆ知らず、「ちょっと春めくと、この辺の人はすぐにバーベキューをするんだなー」、と勝手に感心(?)していた。帰り道によくこの香りに遭遇したので。
ところが、あるよく晴れた朝、またもこのにおいに気づき、こんな朝からバーベキューするわけないやん!と思い、恐る恐る花の香りを嗅いでみると、これがまさにイカ焼きのにおいだったのだ。
ちなみに住宅地やビジネス街の並木でもこの木は結構よく使われている。天気と開花の程度にもよるが、条件がよい(悪い?)と香りもいっそう強烈である。
この件について、すでに少なくとも一度は本ブログに書いていたと思ったが、自己検索してみたところ見当たらなかったので、書いてみた次第。
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