診察の際、患者さんが最初はもっとこうだったんです、ああだったんです、とおっしゃっても、聞いた情報から想像するだけではなかなか限界があるのが常であった。
スマートフォンが大分一般的になって(もっとも私は持ってないが)、従来のデジカメよりも「メモ」感覚で写真をとることが習慣化した人が多いのか、「こんな感じだったんですよ。」とスマートフォン上で写真を見せてくれる患者さんが増えた。初期からの症状の経過を逐一撮影しているマメな患者さんもいる。とても役に立つ。
患者さん自身は別に心配していないけど、写真を親(しばしば医療関係者)に見せて相談したら、クリニックで診てもらいなさいと言われたんで来ました、というケースも。
とても気の毒に思ったのは、患者さんが靴擦れの写真を親御さんに送ったら、なぜか梅毒に違いない!と決めつけられてしまった、という話。写真を誰とどのように共有するかは、慎重に考えないといかんね。
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