2013年12月4日水曜日

ピカーン と ピーカン

pecan というクルミに似たナッツがある。英語の発音はピカーンという感じだが、日本ではピーカンと言われているそうだ。

とまとまん がある日本の観光地の土産物店で体験した話:

店員さん:「これおいしいですよ。味見してみてください。ピーカン・ナッツをチョコレートでくるんだものです。ふもとに降りたらもう買えませんよ。」

とまとまん:「おいしいですね。ピカーンですね。」

店員さん:「いえ、ピーカンです。」

とまとまん:「えっ? ピカーンでしょ。」

店員さん:「いえ、ピーカンです。」

とまとまん:「そうですか。」といってその辺ですごすごとあきらめたということである。

Google でもピーカンで検索するとピーカン・ナッツとか、ピーカン・パイなどがヒットするが、「ピカーン」では輝くようすをあらわす擬態語でしか出てこないので、日本語ではすっかりピーカンで定着しているようである。

ピーカンという言い方に慣れた方が英語圏で例えば pecan pie を注文する場合は、意識してピカーン・パイ、と伸ばすところを逆にしたほうが理解されやすいでしょう。

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