友人の家の裏庭で開かれたコンサートで、演奏に耳を熱心に傾ける人もいれば、ぜんぜん聞いていない子どもたちや大人もいて、それでもぜんぜんOKというかんじの環境。
私が使っている楽器は、バイオリン工房から月々17ドルで借りているもので、去年作られた極めて若い楽器なのだが、最近はけっこう鳴るようになってきている。弓のほうは相変わらず。(なんて偉そうにいう前に自分の技術をなんとかせい、って。)結局のところやっぱり素人演奏なんだが、お客さんのなかには「ピッツバーグ・シンフォニー(ピッツバーグのプロのオーケストラ)で弾いていらっしゃるんですか?」なんて後で言ってくる方があった。あるわけないでしょーーー。
Vivaldiのほかには『浜辺の歌』といった日本の歌も3つやった。キーボードの伴奏で美空ひばりの『川の流れのように』のソロもやった。こういう聞いたことのあるメロディーを喜んでくれる方もあった。
私はバイオリンの練習自体は嫌いなので(子どものときもさぼりまくり)、何ヶ月でも何年でも楽器を弾かなくても別にさみしくならない。でも今回のようなアンサンブルは楽しいし、合奏するという目標があると、練習する気がわく。仲間のおかげ。
ストレスや悩み事は尽きないが、最近は走ることや音楽やることが、自分にとっていわば健康的な麻薬(?)になってる。これはよく言えば気分転換だが、逃避ともいえる。だがたとえ逃避でも、一瞬忘れて違うことに没頭すると、気力体力が意外とよみがえってくるので不思議だ。
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