Optional Practical Training という機会を利用して学生ビザのままで就業できるオプションがあることは知っていたけど、自分には関係ないものという認識で選択肢には入れてなかった。でも留学生センターのカウンセラーの口からその話をたままた聞き、どんなもんか話だけ聞いてみるのはいいかも、と説明会に出向いた。
そんな過程のなかで、とまとまんは「そういえばOPTの話がでてこーへんけど、ええの?」というようなことを言った。「自分だったらやると思う。一旦日本に帰ったら、こういう機会はもう二度とないで。」
そういわれて私は最初言葉を失った。「???もうさびしくないん? もうすぐまた一緒に住めるって言っていたのに。」とむしろショックだった。でも次第にとまとまんの言ったことはそのとおりだと思うようにいたった。
自分にはありえない選択肢として当初は想定にも入れていなかったOPT。でもとまとまんが「自分ならやる」と言ったのを聞いたら、自分もほんとうはやりたい気持ちが心の隅にあったのを発見した気がした。もう十分さみしい思いをいっぱいしてきていたけど、卒業後一緒にまた住める日を楽しみにしていたけど、このチャンスを大事にしてまた頑張ってみようと思った。
こちら、その当時のブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/koimokko/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=opt&sk=1
アメリカでの勤務歴があるわけでもなく、不安を数え上げればきりがなかった。そんなとき、先生の1人に「小芋、あんたはこの国のどこでも働けるで。あんたに出会う患者さんはあんたと出会えて感謝するで。」とまっすぐ目をみて言われた。(ほんとうは文字通り「どこでも」働けるわけではないのだけど。)このとき背中に走ったわくわく感+新たな世界への恐怖感みたいな感覚がわすれられない。これはちょうど2008年6月、ジョージア州南部の農村に実習に行っていたときの出来事だった。夕方からの診察にむけて準備していたときの写真。
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