2011年2月26日土曜日

中高年女性のトリコモナス膣炎

最近40-50歳代女性患者さんの間でトリコモナス膣炎の患者さんを結構みる。すでに閉経を迎えていたり、過去に子宮全摘出術を受けていて妊娠の危険がないがために、新たなパートナーとセックスする場面を迎えても「コンドームを使わなきゃ。」という発想にならなかった、という声がしばしば聞かれる。また、相手はぜんぜん知らない人ではなくて、長年よく知っている人だから、ま・さ・か・性感染症なんて考えられない!!といわれることもよくある。

ウイルスもクラミジアもトリコモナスも、人を選んではくれない。コンタクトがあれば感染する。避妊対策は終わっても、性感染症対策は死ぬまでずっと忘れちゃいけない。性感染症は「若い人の病気」だけではない。

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