2011年2月21日月曜日

NP認定維持のためのアセスメント

NPとして働くためには、州のNP免許を得る必要がある。州免許を取るにあたっては、NPプログラムのある大学院を卒業しただけではたいがいダメで、NPの認定試験に合格しておかないといけない。NPの認定試験は分野によって管轄機関が異なる。例えば Women's Health NP や Neotatal (新生児) NPの場合は、National Certification Corporation (NCC)の試験を受ける。

で、この試験に一度受かればそれでよいかというと、そうはいかない。NCCの場合、3年ごとに認定を更新する。この際、単にお金を払うだけでなく、必要な継続教育45時間を履修したことを継続教育の証明書でもって報告しないといけない。継続教育は、カンファレンスへの参加、オンラインプログラム、専門誌のおまけについている読み物など、いろんな媒体のものを自分で選んでよい。それらに参加するたび、履修証明書を保存しておく。

はい、ここまでは前置き。

このたびNCCは、誰にもおなじ45時間分の継続教育を求めるのではなく、それぞれのNPの出来不出来によって継続教育の時間を増減するスタイルに変えた。まずNPは Continuing Competency assessments という125問(2時間15分)の試験を受ける。そうすると、次に示すようなcore competency area 別にスコアがつく。

Normal Physiology and Management
Pathophysiology
Pharmacology
Physical Assessment and Diagnostic Tools
Professional Practice

これらの分野別につけられたスコアによって、その分野の継続教育が免除されたり、逆にたくさんの勉強時間が課されたりすることになる。仮に全分野でのスコアがよくて、その分野の継続教育が免除されても、15時間はもれなく継続教育が課される。

この制度への移行にあたって、今Continuing Competency assessments のお試しが受けられるので受けてみた。今回はとにかく受ければよろしい、というもので、一応スコアや必要時間数は示されるけど、それが提出する継続教育時間数には反映されない。

私のスコアは上記5分野のうち2分野で継続教育免除になったが、残り3分野はスコアが足りなくて勉強時間が割り当てられた。

残念なのは、今回のテスト125問中、どの問題ができてどこを間違っていたのかは教えてくれないことだ。どんな問題が出ていたのかも、今となっては見ることができない。だから自分が覚えている問題しか復習できなかった。

NCCのこの制度について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
http://www.nccwebsite.org/ContinuingCompetency/List.aspx

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