市の中心部にある広場で、この季節毎週金曜日にライブコンサートが開かれている。今日はそのわきで、地元の健康関連組織がテーブルを並べ、健康フェアを開催した。地元の病院、アメリカがん協会の支部、ペンシルバニア州の健康局、救急車の会社などが参加していた。私のクリニックもテーブルを出して、たくさんのパンフレットやボールペン、マグネット、キーホルダー(全部無料)を並べたほか、希望する人には血糖値測定のサービスをした。(普段私のクリニックでは糖尿病の管理はしないのに、あえて血糖値測定のサービスをするのは変なのだが。)ほかのテーブルでは、新型インフルエンザ、がん予防、BMI、花火使用時の安全、非常時避難グッズの話など、それぞれパネルやパンフレットを駆使して展示していた。お客さんは、すべてのテーブルに立ち寄って、スタッフのサインを集めると、抽選でギフトカードがもらえるということで、結構おもしろがって参加してくれていた。
自分にとっては、同じまちではたらく、看護師、NP、栄養士など いろいろな人と出会えたのがよかった。
体重やBMIについて説明していた栄養士は、「1日にコーラなどの炭酸飲料を2缶飲むと、1ヶ月で5ポンド(約2.3kg)の砂糖を体に取り入れたことになるんですよ~~」と言いながら砂糖5ポンドの袋を見せ、さらに、「1ヶ月で2.4ポンド(だったと思う)の脂肪を体に蓄えることになりますよ~~」、とこれまたその重量の水の入ったペットボトルを人々に見せていた。これは見るものに結構インパクトを与えるものだった。
皮膚がん対策は、この町の人にとってとても大事なテーマ。夏、平気でじゃんじゃん日焼けをする人が多すぎる。無防備で焼けてしまうというよりは、焼きたいと思って焼いている人が多い印象。冬は冬で、日焼けサロンに日常的に行く人が多すぎる。美白が望まれる日本と違って、こんがりと焼けた肌=美しい という感覚なので厄介だ。日焼け・皮膚がん予防・ビタミンDなどを扱った展示はとてもよかった。
なんで、みんな焼きたいのだろう。見た目だけなんかな。
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