2014年9月27日土曜日

性被害のよくあるパターン

「アパート(あるいはバー等もあり)で飲んで、盛り上がって、その日その場で知り合った人(もしくは知り合い)と話しているうちに仲良くなって、体を触れ合ったりして、そこまでは同意の上だったが、そこから先、服を脱いだりセックスする気は全くなかったのに相手に強行され、レイプもしくは性的暴行という事態にまでいたった。」

と、クリアに覚えていて話せる患者さんはまだよいのだ。

酔いすぎていて、何をされたか記憶になく、でも裸で目覚めたことからすると、レイプされたと思わざるを得ない、とか、相手の顔や名前も定かに思い出せない、といったことも珍しくない。

警察にすでに届けました、という患者さんは少なく、届け出るように強く進めても、ためらう患者さんが多い。

いま、米国中で、性被害に対する政府や大学の取り組みが盛んになってきている。とはいえ、警察や大学が把握している性被害件数は氷山の極めて一角だろう。

小芋は性被害がすでに起きてしまった後の対応を精一杯しているが、無力感というか、自分が出来ることの限界を強く感じるところでもある。

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