2010年8月4日水曜日

パートナーに性感染症検査・治療を促す匿名メール

性感染症と診断された場合、パートナーにも治療が必要となることが多い。患者さんからパートナーに連絡をとってもらう必要があるのだが、すでに別れている場合や、同時に複数の人と関係を持っていた場合などは、連絡をすることすら難しいことがよくある。伝えることが関係性に悪影響を及ぼすことを恐れて、直接パートナーに伝えることを躊躇する患者さんもある。

そんなときに役立つかもしれないのがこのサイト
http://www.inspot.org/TellThem/tabid/58/language/en-US/Default.aspx/

パートナーや元パートナーに匿名のメールで性感染症検査を促すわけだ。いつくかフォーマットがある。文章のノリは割とふつーのものもあり、飛んでいるものもあり。。それに足してオリジナルメッセージを加えることもできる。自分の名前やメールアドレスを書き込むこともできる。

この方法は相手のメールアドレスが分かっている場合にしか使えないけど、ツールとして患者さんに紹介するには悪くない。

なお、クラミジア感染症、淋菌感染症、梅毒など特定の性感染症に関しては、患者さんがパートナーに直接伝える代わりに、州のDepartment of Health のほうから連絡を入れる方法もある(患者さんの名は伏せて)。ただ、ぜひそうしてください、という人はあまりいない。

上記のウェブサイトは以下の記事の中で紹介されていた
Expedited Partner Therapy for Chlamydia: A Q&A Session
By Susan Wysocki, WHNP-BC, FAANP, Jo Ann Woodward, MHI, WHNP-BC
http://www.womenshealthcarejournal.com/pastissue/spring-2010/

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