もうかなり昔のことだが、子宮頸がん検査のガイドラインが変わって、性交の開始年齢にかかわらず、21歳になるまではスクリーニングの子宮頸がん検査をしない、という方針になったとき、そのコンセプトを受け入れるのに苦労している同僚がいた。
同様に、21-24歳の患者さんが Low grade intraepithelial lesion (LSIL) とか high-risk HPV types を伴う Atypical squamous cells of undetermined significance (ASC-US) だったときに、即コルポスコピーやそれに伴うバイオプシーをせず、12ヶ月待って細胞診をもう一度する、という方針に抵抗感を感じる医療者、また患者さんもいる。
それからhigh-risk HPVの検査が技術的に可能なのに、それをあえて20歳代ではあえて行わないことに不安を覚える患者さんに時々出会う。なんでやってくれないの?と。(ただし30歳代以降の女性には、細胞診と合わせてhigh-risk HPV を検査することが勧められている。20歳代の場合は、細胞診がASC-US でなければ通常あえてHPV検査は行わない。)
これら3つの場面に共通しているコンセプトは、「検査はするが、しすぎない。若い人のHPV感染は頻繁だが自然治癒の可能性も多いので、あえて時間をおいて、変化を見守る。」こと。
様子をみていたら自然によくなる可能性の大きいものに対して、むやみやたらにバイオプシーしたり、ひいては凍結療法やLEEP (ループ状の電気メスで頸管の一部を切除する手術)をしたりして、将来の妊娠や分娩のアウトカムを悪くしては、むしろ悪影響だから。
でも、こういう「見守り」をまるで「放置」と思われてしまったり、やるべきことをやっていない(やってもらえていない)と捉えられてしまうと、とても残念。
研究がすすんでHPVのことが以前よりもっといろいろとわかるようになり、またhigh-risk HPV の検査が広く普及して、これからは細胞診よりもHPV検査により重きをおいたガイドラインに徐々に変わっていくんじゃないかな、と思うけど、その都度、検査や治療の程よいライン(やりすぎでもなく、やらなすぎでもなく)を患者さんの個人的背景・事情も含めて見極めていくことが大事だなぁ、と思う。
現在のASCCP ガイドラインはこちら
http://www.asccp.org/Guidelines/Screening-Guidelines
2016年4月4日月曜日
2016年4月3日日曜日
オペラ・セビリアの理髪師
友人の招きで、ピッツバーグ・オペラによる、セビリアの理髪師の公演を昨夜見に行った。
オペラ歌手というのは、体の中の構造が小芋とはまったく違うんかい、と思ってしまうくらいに声の艶と通りが素晴らしい。男性の活躍もさることながら、Rosina と女中 Berta の2人の活躍がとくに光った。二人とも決してoverweight/obeseな体型ではなく、むしろnormal weight だと思う。
声の出し方というものを、またマンツーマンのvoice lesson で学びたいと思う。今は時間的にも体力的にも余力がないが。
オペラ歌手というのは、体の中の構造が小芋とはまったく違うんかい、と思ってしまうくらいに声の艶と通りが素晴らしい。男性の活躍もさることながら、Rosina と女中 Berta の2人の活躍がとくに光った。二人とも決してoverweight/obeseな体型ではなく、むしろnormal weight だと思う。
声の出し方というものを、またマンツーマンのvoice lesson で学びたいと思う。今は時間的にも体力的にも余力がないが。
2016年4月2日土曜日
とまとまん、ペンシルバニア州の運転免許獲得!
1週間前の土曜日、とまとまんが自動車の運転(実技)のテストに一発で合格して、晴れてペンシルバニア州の運転免許を獲得した。
今まで日本での運転歴はあるし、ピッツバーグに来てからも国際免許で運転していたので、運転の腕は確かだったから、当然といえば当然なんだが、無事に合格できて、本人はもとより、付添人(小芋)も肩の荷が降りた!ちなみに、実技試験にあたっては、免許のある付添人が自分の免許証、自動車保険証、車の登録証を携えていかないといけない。
今まで日本での運転歴はあるし、ピッツバーグに来てからも国際免許で運転していたので、運転の腕は確かだったから、当然といえば当然なんだが、無事に合格できて、本人はもとより、付添人(小芋)も肩の荷が降りた!ちなみに、実技試験にあたっては、免許のある付添人が自分の免許証、自動車保険証、車の登録証を携えていかないといけない。
2016年3月25日金曜日
2008年の携帯電話からついに卒業
米国で初めて携帯を買ったのは、2007年の夏だった。クラスメイトに車でBest Buy という電気製品の店に連れて行ってもらい、AT&T のプリペイド携帯を買った。その後トイレに一度落としてしまい、全く同じ携帯を買い直したのが2007年の暮れか2008年になってから。
世の中、それ以後、携帯電話は著しく進化してたが、小芋はこのちっちゃなプリペイド携帯で生きてきた。WiFi 環境下でiPod Touch とか iPad と併用すると、まぁ、なんとか今までやれたのである。
でもさすがに充電が短時間しかもたなくなり、またWiFi環境外でメールが見たいときなどはすこぶる不便なので、吟味の末にスマートフォンに切り替えた。
でも実はまだ、プリペイド携帯も持ち歩いている。登録してある電話番号を新しいスマートフォンにまだ移していないので、電話番号録として必要なわけ。^_^
2016年3月24日木曜日
小芋、大腿臼蓋インピンジメントと診断される
昨夏テニスを何度か友達に習っているうちに、左股関節が痛むようになった。痛みはやがて消えたが、違和感と、かがむときに必ずカクンという振動がずっとつづき、走ることも階段登りも控えめにしてきたが、依然よくならない。
というわけで、2月にかかりつけ医に通常のannual exam に行った際にようやく報告。痛みがないので、まぁそこまでの問題はないだろうと言われたが、スポーツ医学専門の医師に診てもらうようにと言われ、ようやく診てもらったのが数週間前。
femoroacetabular impingement (大腿臼蓋インピンジメント) の可能性大ですね、ということでx線をとったら、なんとまあ、cam type とpincer type の変化が両方とも見つかった。
通勤時の自転車を除く運動を控えてきたこともあり、今のところ、日常生活にはなんの支障もないけど、できればこの違和感をなんとかしたい、さらにこれ以上の進行はなるべく避けたい、というわけで、理学療法を受けることにした。
スポーツ医学の医師が、この理学療法士に診てもらえ、と名指しで勧めた理学療法士に予約をとり、朝7時15分に受診。初診のアセスメント、運動指導、次回の予約を取り終わるまで、占めて1時間あまり。
いやー、人様のケアを受けるというのは、それだけで癒しだ。とくにここ数週間、職場で激務が続いていて、患者さん のニーズと要求に応えて、応えて、応えて、と心のエネルギー的に多分マイナスバランスだったので、自分にアテンションを受けられるだけで癒されるのだった。
2016年3月15日火曜日
論文の原稿というモンスター
12月にファンダー(研究助成金を出してくれた機関)に研究報告書を出して、1月からすこーしずつ論文政策をやってきたが、時はすでに3月。
だいたい2週間ごとくらいにメンターの指示を仰ぎに行っている。行くからにはその都度成果(書いた内容)がいるのであるが、これがなかなか。。。ミーティング前の1−2日前になって、いよいよ焦って、まるで試験の一夜漬けのような気分でなんとか曲がりなりに少しだけ成果を出す。
昨日ウェビナーの話し手をするのも、恐ろしい体験だったが(ちょっと大げさ)、終わって少しほっとして、「このモンスターをやっつけたのだから、論文もがんばれるはず。」と思って取り組んだら、意外にも進んだ。ただし、寝る時間に食い込みすぎたのはよろしくなかった。
コツコツやるのが、結局のところ、頭のためにも体のためにも一番よいには違いない。
論文にまったく手をつけてない日でも、結局ふとしたときに(歯磨きしながらとか、自転車こぎながら)論文のことを毎日考えていて、それで少なからずエネルギーを消耗している。いかんいかん。
メンターは、すこぶる励まし上手な人で、決して叱ったりけなしたりすることがない。この人たちの顔をつぶさぬよう、またがんばろう。
イントロダクションと、方法と、結果のおおまかなところがかけてきたので、次はいよいよディスカッションのセクションである。難関!
2016年3月14日月曜日
ウェビナーの話し手になる
今日は、ある1時間半弱のウェビナー(ウェブ上のセミナー)の後半で、約10分ほど話す体験をした。ウェビナーに聴衆として参加した経験は数知れずだが、話す役としては全くの初体験。
自分の職場の部屋のドアを閉めて、電話に向かってしゃべるのだが、聞いている人が米国のあちらこちらにいるかと思うと、緊張して震えた。
練習していたけど、もっと必要やったなぁ。読んでいる風ではなく、話しかける雰囲気を心がけたけど、緊張で、ついついメモに頼ってしまう。
スライドを次に進めるときは、自分でウェブサイト上の矢印をクリックしないといけないのだが、最初は緊張しすぎてて、クリックしわすれて、後からマヌケにスライドを進めた。
ウェビナーの講師をしている人たちを、今更ながらに尊敬する。
聞いてくれていた人何人かが、よかったよ、と言ってくれたので救われた。恐れ多くも、今日のウェビナーの録音が、後日回覧されるそうだ。自分の声を聞くのは大嫌いだが、今後のために、多分聞いた方がよいだろう。
自分の職場の部屋のドアを閉めて、電話に向かってしゃべるのだが、聞いている人が米国のあちらこちらにいるかと思うと、緊張して震えた。
練習していたけど、もっと必要やったなぁ。読んでいる風ではなく、話しかける雰囲気を心がけたけど、緊張で、ついついメモに頼ってしまう。
スライドを次に進めるときは、自分でウェブサイト上の矢印をクリックしないといけないのだが、最初は緊張しすぎてて、クリックしわすれて、後からマヌケにスライドを進めた。
ウェビナーの講師をしている人たちを、今更ながらに尊敬する。
聞いてくれていた人何人かが、よかったよ、と言ってくれたので救われた。恐れ多くも、今日のウェビナーの録音が、後日回覧されるそうだ。自分の声を聞くのは大嫌いだが、今後のために、多分聞いた方がよいだろう。
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