先週末、ホストブラザー2人と彼らの家族が中間地点のウェストバージニアでキャンプをするというので、私も行ってきた。彼らに会うのは、2年前にあった三男Cくんの結婚式以来である。マサチューセッツ州とテネシー州から来た彼らは9時間の運転だったが、私はその半分の時間の運転だったのでラッキー。(今回は高速道路よりも一般道の運転が長かった。農場の脇のくねくね道を行くのは意外と疲れるねぇ。)
Aくん夫妻には3歳半と6ヶ月の子ども、Bくん夫妻には2歳半と6ヶ月の子どもがそれぞれいる。ちなみに6ヶ月の赤ちゃんたちは生まれたのが1週間違いである。かれらの超スピード出産の話は以前紹介した。http://koimokko.blogspot.com/2012/09/blog-post_11.html
Aくん夫妻、Bくん夫妻とも、子どもにたいしてすごく話をしているのが印象的だった。
ただし、子どもが泣きながらぐずぐずなんか言っているときは、「それじゃ、なんと言っているのかわかんないよ。」と言って、本当は何を言わんとしているか分かっていてもあえて聞かないという厳しさがあった。
ハイキング(ただしちびちゃん連れなので、ちょっと歩いてはとまり、歩いてはとまりであまり進まない。)をしたり、子どもたちは雪だるまを作ったり、料理をいっぱい作ったりした。子どもたちが寝た後は、寝た後は、大人5人でボードゲームやカードゲームをした。
当初行くはずにしていた州立公園のキャビンは、電気なし、暖房は薪、水は近くの井戸からくんでくる、ということだったんだが、雪のため道路が通れないとかでキャンセルになり、急遽別の公園のキャビンを使った。こちらは電気も水道も暖房も電子レンジもある現代風なキャビンで、かなりお気楽な滞在となった。
ホストファミリーと初めて会ったのはもう18年近く前のこと。私もホストブラザーたちもみんなもれなく18年歳をとった。それでも、今も変わらずそのまんまの自分で受け入れてもらうことができ、たんまりと話ができるのは、本当にありがたいことである。
2013年4月5日金曜日
2013年4月4日木曜日
英語とスペイン語ごちゃまぜの会話
私のスペイン語の勉強は、ほ〜そぼそとだが、その後も続いている。
ヒスパニックの患者さんで、英語がいくらか話せる方の場合、患者さんと私とで英語とスペイン語のありったけの言葉を総動員すれば、通訳なしでもある程度まではコミュニケーションが取れるようになってきた。
逆に言うと、まだまだ患者さんの英語力に頼っているところが多いということでもある。
ということで、先はまーだまだ長いのだか、聞き取り力がちょっとずつでも増してくると、心底嬉しく楽しい。
ヒスパニックの患者さんで、英語がいくらか話せる方の場合、患者さんと私とで英語とスペイン語のありったけの言葉を総動員すれば、通訳なしでもある程度まではコミュニケーションが取れるようになってきた。
逆に言うと、まだまだ患者さんの英語力に頼っているところが多いということでもある。
ということで、先はまーだまだ長いのだか、聞き取り力がちょっとずつでも増してくると、心底嬉しく楽しい。
2013年4月3日水曜日
あえて検査をしないことを選ぶということ
医学の進歩によって、いろいろな検査や治療をすることが可能になった。しかし、それらがどれだけ有効かというと、実は行うよりも行わないほうが賢明であるという場合が結構ある。
今まで慣習的にやってきたことをあえてやらないこと、また技術的にできるのにわざとやらないこと、は結構難しい。その理由の一つには、医療者自身のなかにある慣れ、抵抗感、システムの問題etc に加え、患者さんが持つ抵抗感も無視できないものがあると感じる。
たとえば、これまで長年「子宮頸がんの予防・早期発見のためにパップスメア(子宮頚部細胞診)を毎年受けなさい。」という医療者の助言にまじめに従ってきた患者さんにとって、
「去年の結果がとても良好なので、今年と来年はパップスメアをしなくていいでしょう。」とか、
「あなたは子宮筋腫と月経過多という理由で子宮全摘出術を受けたので、今後のパップスメアは不要です。」
というような医療者の説明は、ともすると、「なんていいかげんなの!」と患者さんに誤解されかねない。あるいは「やる気のない医療者」というレッテルを貼られてしまうかもしれない。
検査はやればやるほどいいというものではなく、やることでむしろ害を引き起こしたり、見つけないでいいものまで見つけてしまってそれがさらに無用な検査や治療につながったり、またそれに伴う心的ダメージがばかにならなかったり、という面がある。やるからにはそれなりのメリットが大きくないといけない。けれど、短い診察時間のなかで、このニュアンスを説明するのって、とても難しい。
納得が得られたと思っても、「あー、やっぱり、私は不安なのでパップスメアしてください!」と懇願されたりもする。ある患者さんは、一旦家に帰ったあとで、「今回パップスメアをしてもらえなかったのは、どうしても納得がいかん。」と電話をしてきた。結局その方は後日また見えて、ディスカッションをしなおして、それでもやはり彼女の希望によりパップスメアをやった。この方の場合には、パップスメアの感覚をあけることに対する不安感が非常に大きかったので、「パップスメアをやった」という満足感をもってもらうことが総合的な意味ではよかったと思われる。
このウェブサイトには、一般の人向けに、検査や処置に関する 「○○はやめておきましょう」的な項目を集めていて興味深い。内容に関しては、各種の専門家学会が協力している。
http://www.choosingwisely.org
産婦人科に関係する項目はこちら
http://www.choosingwisely.org/doctor-patient-lists/american-college-of-obstetricians-and-gynecologists/
今まで慣習的にやってきたことをあえてやらないこと、また技術的にできるのにわざとやらないこと、は結構難しい。その理由の一つには、医療者自身のなかにある慣れ、抵抗感、システムの問題etc に加え、患者さんが持つ抵抗感も無視できないものがあると感じる。
たとえば、これまで長年「子宮頸がんの予防・早期発見のためにパップスメア(子宮頚部細胞診)を毎年受けなさい。」という医療者の助言にまじめに従ってきた患者さんにとって、
「去年の結果がとても良好なので、今年と来年はパップスメアをしなくていいでしょう。」とか、
「あなたは子宮筋腫と月経過多という理由で子宮全摘出術を受けたので、今後のパップスメアは不要です。」
というような医療者の説明は、ともすると、「なんていいかげんなの!」と患者さんに誤解されかねない。あるいは「やる気のない医療者」というレッテルを貼られてしまうかもしれない。
検査はやればやるほどいいというものではなく、やることでむしろ害を引き起こしたり、見つけないでいいものまで見つけてしまってそれがさらに無用な検査や治療につながったり、またそれに伴う心的ダメージがばかにならなかったり、という面がある。やるからにはそれなりのメリットが大きくないといけない。けれど、短い診察時間のなかで、このニュアンスを説明するのって、とても難しい。
納得が得られたと思っても、「あー、やっぱり、私は不安なのでパップスメアしてください!」と懇願されたりもする。ある患者さんは、一旦家に帰ったあとで、「今回パップスメアをしてもらえなかったのは、どうしても納得がいかん。」と電話をしてきた。結局その方は後日また見えて、ディスカッションをしなおして、それでもやはり彼女の希望によりパップスメアをやった。この方の場合には、パップスメアの感覚をあけることに対する不安感が非常に大きかったので、「パップスメアをやった」という満足感をもってもらうことが総合的な意味ではよかったと思われる。
このウェブサイトには、一般の人向けに、検査や処置に関する 「○○はやめておきましょう」的な項目を集めていて興味深い。内容に関しては、各種の専門家学会が協力している。
http://www.choosingwisely.org
産婦人科に関係する項目はこちら
http://www.choosingwisely.org/doctor-patient-lists/american-college-of-obstetricians-and-gynecologists/
2013年4月2日火曜日
モテキにこそ予防するオトコ
モテキにこそ予防「する」オトコ とは、厚生労働省の作った、性感染症予防のための最新リーフレットのタイトル。(男性版)
女性版のタイトルは、愛され女子の感染「しない」宣言
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/#keihatsu
平易な言葉でさらりとまとめていてよいと思った。と、大人の私は思ったけど、いまどきの若者はどう受けとめるかな。
上記ウェブサイトに載っていたビデオも見てみた。
タイトル「身近なことです 性感染症~大切な人を感染させないためにあなたができること」http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg7565.html
淋菌、ヘルペス、梅毒、尖圭コンジローマの話をしているときに、病原体自身の拡大写真を使って説明しているところが、なんとも日本らしくて奥ゆかしい(?)なと思った。ヘルペスによる陰部の潰瘍や尖圭コンジローマの実際の形など、実際の病変の写真の方がインパクトがあっていいんじゃないかと思うのは、私だけかな。ダイレクトすぎ?
女性版のタイトルは、愛され女子の感染「しない」宣言
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/#keihatsu
平易な言葉でさらりとまとめていてよいと思った。と、大人の私は思ったけど、いまどきの若者はどう受けとめるかな。
上記ウェブサイトに載っていたビデオも見てみた。
タイトル「身近なことです 性感染症~大切な人を感染させないためにあなたができること」http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg7565.html
淋菌、ヘルペス、梅毒、尖圭コンジローマの話をしているときに、病原体自身の拡大写真を使って説明しているところが、なんとも日本らしくて奥ゆかしい(?)なと思った。ヘルペスによる陰部の潰瘍や尖圭コンジローマの実際の形など、実際の病変の写真の方がインパクトがあっていいんじゃないかと思うのは、私だけかな。ダイレクトすぎ?
2013年4月1日月曜日
2013年3月15日金曜日
コルポスコピーの研修記録を郵送す
本日、ASCCP こと American Society for Colposcopy and Cervical Pathology にコルポスコピー実習の全記録を郵送した。50人分の記録用紙、一覧表、指導者の評価表を日本でいうEXPACK500 みたいな封筒に入れるとパンパンになった。
宛名とカバーレターには先日私に電話をしてくれた係の人の名前を入れた。
無事に届きますように。そして無事書類審査をパスできますように。
審査の結果が出るまでにどのくらいかかるのか分からんが、試験対策をぼちぼち始めよう。
宛名とカバーレターには先日私に電話をしてくれた係の人の名前を入れた。
無事に届きますように。そして無事書類審査をパスできますように。
審査の結果が出るまでにどのくらいかかるのか分からんが、試験対策をぼちぼち始めよう。
2013年3月13日水曜日
コルポスコピー研修に光が!
American Society for Colposcopy and Cervical Pathology という学会のComprehensive Colposcopy という講義に行ったのが2011年の4月。 ナースプラクティショナー Aさんの指導のもと実際の訓練(メンターシップ・プログラム)を始めたのがその年の9月末。何十マイルも離れたオフィスで働くAさんのオフィスに行ったり、彼女に逆にうちのオフィスに来てもらったりしながら1−数ヶ月おきに実習をしてきた。
必要とされている総例数35例には到達したものの、バイオプシー(生検)で高度異形性(CIN2かCIN3) が確定した例が5例以上という条件がなかなか満たせない。先月時点で総例数が50に達した。それでもあと高度異形性は通算4例であと1人分足りない。
本来、バイオプシーで良性もしくは軽度異形性(CIN1) と出ることは喜ばしいことなんだが、メンターシップを早いところ終わらして、学会に成果を報告し、試験をうけ、晴れて認定を受けるためには、高度異形性でないといかん。
講義の参加から2年経つと、また講義を再受講しないといけないということになっている。(講義を再受講すれば、今までの例数は保持できる。)
とはいえ、また今月ないし来月に実習したところで、必ず高度異形性に当たるという保証はない。はっきりいって私の腕によるというよりは(それも多少は影響しないでもないが)、患者さんがどれだけ進行した前がん状態にあるかにかかっている。
そんななか、状況を説明し、助言をもとめるメールを学会に出した。「50例コルポスコピーやりました。うち、頚部のバイオプシーが何例、endocervical curettage が何例、 高度異形性は5例必要なところ4例、、、。指導者は何十マイルも離れたオフィスにいます。お互いに行き来して頑張ってきました。でもまもなく2年間の期限が来てしまいます。こういう私に助言をお願いします。」
願わくば、講義の再受講免除 + 2年間の期限を少し長くしてくれないかな、と思っていた。そしたら、メールを出した翌日に学会から電話。「あなたは、もうずいぶん例数をこなしたので、とにかく今までの症例をまとめて学会に提出しなさい。あとはこちらで評価します。」と。
おーーーー、そんなことがあるか! というわけで、急遽今までの症例をまとめた。指導者Aさんに評価表に記入してもらい、近日中に学会に送る予定である。光がきた。
必要とされている総例数35例には到達したものの、バイオプシー(生検)で高度異形性(CIN2かCIN3) が確定した例が5例以上という条件がなかなか満たせない。先月時点で総例数が50に達した。それでもあと高度異形性は通算4例であと1人分足りない。
本来、バイオプシーで良性もしくは軽度異形性(CIN1) と出ることは喜ばしいことなんだが、メンターシップを早いところ終わらして、学会に成果を報告し、試験をうけ、晴れて認定を受けるためには、高度異形性でないといかん。
講義の参加から2年経つと、また講義を再受講しないといけないということになっている。(講義を再受講すれば、今までの例数は保持できる。)
とはいえ、また今月ないし来月に実習したところで、必ず高度異形性に当たるという保証はない。はっきりいって私の腕によるというよりは(それも多少は影響しないでもないが)、患者さんがどれだけ進行した前がん状態にあるかにかかっている。
そんななか、状況を説明し、助言をもとめるメールを学会に出した。「50例コルポスコピーやりました。うち、頚部のバイオプシーが何例、endocervical curettage が何例、 高度異形性は5例必要なところ4例、、、。指導者は何十マイルも離れたオフィスにいます。お互いに行き来して頑張ってきました。でもまもなく2年間の期限が来てしまいます。こういう私に助言をお願いします。」
願わくば、講義の再受講免除 + 2年間の期限を少し長くしてくれないかな、と思っていた。そしたら、メールを出した翌日に学会から電話。「あなたは、もうずいぶん例数をこなしたので、とにかく今までの症例をまとめて学会に提出しなさい。あとはこちらで評価します。」と。
おーーーー、そんなことがあるか! というわけで、急遽今までの症例をまとめた。指導者Aさんに評価表に記入してもらい、近日中に学会に送る予定である。光がきた。
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