2015年8月5日水曜日

医療保険についての話に挑戦

ピッツバーグ周辺に住む日本人の健康維持、また医療アクセス向上のため、ほかの日本人医療者有志たちと協力して、1−2ヶ月に1度のペースで催しを開いている。

今月は、小芋が話をする当番で、医療保険について取り上げた。実は約2年前にも一度取り上げた話題だったが、それからまた世の中も変わったので、スライドは結構作り変えた。

医療関係者だからといって、最新の医療保険事情についてとびきり詳しいわけではない。正直言って、かなり手強いテーマである。それから、日本人とひとくちで言えども、ビザ・納税義務の状況、雇用状況、持っている健康保険の種類など、中身はとても多様だ。

Healthcare.gov のほか、在ニューヨーク日本国総領事館や、日米ソーシャルサービスのウェブサイトを参考にして学び直した。

今回の参加者は、滞米期間が最も長い方でも1年くらい。来米後まだ2−3ヶ月以内の方が非常に多く、特に最初は非常に緊張した面持ちの方が多かった。気楽に参加していただけるように、コーヒーや簡単につまめる果物やお菓子を用意しているが、来米後まもない日本人は、勧められてもなお非常に遠慮深い。

2人組になって互いに自己紹介してもらい(テーマはあらかじめ決めておく)、その後パートナーの方をみんなの前で紹介いただいた。それでだいぶ雰囲気は和らいだものの、固さがまだが残った。

会の進行とともに少しずつリラックスした雰囲気となり、後半は話の途中途中でも質問が自然と出るような感じになって、ほっとした。

病気になる前に、保険のしくみや使い勝手について知っておけば、いざという時のストレスが少しは軽くなる。それから、米国の医療保険ならではのメリットも早めに知ったほうが得である。医療を利用するにあたっての、気持ちとお金(保険による備え)のハードルが少しでも低くできればなぁ、と願う。

会の終了後、参加者のうちお二人から、それぞれ別々に丁寧なお礼のメッセージをメールでいただいた。感謝。またがんばろう。

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