2011年7月21日木曜日

中高生むけクリニック見学会

先日とあるグループホームに住む中高生の女性が10人くらい私のクリニックの見学に来た。ここでいうグループホームとは、本人または家族になんらかの問題がある中高生たちが、集団でスタッフの監督のもとに生活をしている施設のこと。

私が顔を出したのは少しの時間で、あとは他のスタッフが主に対応してくれていた。ちょうど私が覗いたときは、プライバシーがどのように守られるか、という質問が集中していた。親やグループホームのスタッフにクリニックに行くことを知られたくないんだけど、とか、検査結果の報告はどのようにするのか、とか。彼女たちにとって、そのあたりの情報のやり取りはとてもセンシティブなのだろう。ざっくばらんにいろんな質問をしてくるグループだという印象を私はもった。(かなりズバズバと)

診察のためにクリニックに行く、と思うと、二の足を踏むこともあるかもしれないが、今回はあくまで「見学会」で、しかもお菓子や飲みものは出るは、お土産(パンフレット類、コンドームなど)はもらえるは、という環境だったので、多少なりともきら~くに来られたのではないかと思う。

参加者のうち希望者数人がクラミジアと淋菌感染症の検査(尿で)を受けていった。

クリニックが悪くないところと思ってもらえたらうれしい。そして必要なときに思い出して来てもらえるとさらにうれしい。

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