2011年8月15日月曜日

歯周専門医 Dr C

今日は4ヶ月に1度の歯科受診でDr Cのオフィスに行った。管理がとてもよいと褒められた。いぇい! 

Dr Cのオフィスは遠くて、はるばる行く、という感じなのだが、とても行く甲斐がある。歯と歯茎のことだけでなくて、人生の話まで含めてカウンセリングしてしまうような歯周専門医。二十歳になるより前にお見合い結婚してアメリカに渡り、そこから歯周専門医になったDr C。

私がおなじアジア出身ということで(といってもDr Cは南アジア出身、私は東アジア出身で、遠いといえば遠い)、ひときわ大事にしてくれているのかもしれない。

2011年8月14日日曜日

映画『バットマン』シリーズ撮影

最近ピッツバーグでは、バットマン3作目の The Dark Knight Rises の撮影が続いている。この8月の暑い中で、雪(もどき?)を降らせて、冬の場面の風景を撮ったりなども。私の友達は、Heinz Field (フットボール場)で観客のエキストラを先日しに行った。ダウンタウンやオークランド(大学がたくさんある地区)の大きな通りも通行止めにして撮影したりして、かなり大掛かりである。交通渋滞には閉口するが、来年夏の映画公開は楽しみ。

興味のある方は、こちらで写真をどうぞ。
http://www.post-gazette.com/pg/11213/1164435-60.stm


2011年8月9日火曜日

NPカーリーとの会話

私が休みを取ったりカンファレンスに行っていて不在になるとき、カーリー(仮名)というナースプラクティショナー(NP)がよく代診に来てくれている。これまで、NPの研修会などで年に1-2回顔を合わせるほかは、彼女に会う機会がなかなかなかった。が、彼女のカルテの記述や、私に残してくれるメモの適切さなどにいつも感銘を受けてきたので、思い切ってお茶に誘った。

というわけで、今日はじめて彼女とじっくり話したのだが、まるでずっと前から知っている友達のような心地よさで、仕事のことから家族のことまで、いろいろな話ができた。彼女は同じ組織内の診療所各地に行ったことがあって、また他の病院や在宅の環境でも働いたことがあって、そういう一つ一つの話がとても刺激的だった。私とは親子ほどに歳が離れているけど、ぜんぜん偉ぶらない、非常に話しやすい人だった。カルテの記述から受けるわたしの印象は間違ってなかった。

今日の会話の最後のほうは、最近話題の裸足で履くタイプのランニングシューズのことでもちきりだった。ちょうど、買ったけど微妙にきつくてはいていない裸足タイプの靴があるということで、サイズ的には私が履けそうなので、早速こんど試してみることになった。彼女も9月の Great Race に出るとのこと。

2011年8月8日月曜日

保険適応避妊薬の減少

今日付けで、ペンシルバニア州の医療扶助系健康保険がカバーしてくれる避妊薬の選択肢がせばまった。州財政が厳しい中、高いブランド薬よりジェネリック薬を使うように、ということならよくわかるのだが、いまいち理解に苦しむ部分がある。

Lo Ovral というピルのジェネリック薬、Lo Ogestrel を使っていた患者さんのかかりつけ薬局から、Prior Authorization Request がファックスで来た。これは保険が積極的にカバーしない薬をあえて処方したい場合に、事前に保険会社に申請書を出して、特別にカバーしてもらえるように頼む手続きのことである。申請にあたっては、この薬が好きだから続けさせてよ、とかいった理由ではだめで、医学上これでなきゃいかん、というまっとうな理由がないと、なかなか認められない。

Lo Ovral は今回の改訂でも保険でカバーされる対象薬になっていたので、ましてそのジェネリック薬である Lo Ogestrel は当然カバーされるはずである(と思った)。おかしいな、と思って薬剤師に電話をした。 薬剤師曰くLo Ogestrel ではシステム上拒否されてしまうと。じゃあ、試しにブランド薬の Lo Ovral と入力してみてください、と頼んだら、これがなんと通った。なんじゃそりゃ。

で、保険が認めてくれたはいいけど、ブランド Lo Ovral はその薬局の在庫にないので、即注文します、と薬剤師。

通常、処方する側がブランド名を処方箋に書いても、「要ブランド」と指定していない限り、薬剤師の判断でジェネリック薬に置き換えてよい。だから、私がLo Ovral とした処方を、薬剤師がLo Ogestrel とか Cryselle で置き換えるわけ。

今後 Lo Ovral を処方するときは、いちいち”Brand necessary”と書かなくてはいかんのか? へんだ。州に問い合わせるべきか。たぶん。でもどこの窓口に?

2011年8月6日土曜日

走るっきゃない

5km, 10km レースに申し込み、走り込みを開始してから2週間が経過。だいぶ心地よく走れるようになってきた。大きな公園のなかの小路を走るのはとても気持ちよい。古い家々を見物しながら走るのも楽しい。走っている人、犬や赤ちゃんと散歩している人がそこここにいるので、ひとりで走っていても浮かなくてよい。

仕事のストレス、将来の悩み、とかいろいろ考え出すとキリがない。袋小路に入って、よい考えは浮かばない。走っている間だけは negative thinking の悪循環から抜け出せるので、よろしい。キャリアの目標、人生の目標にむけては、期間が長期戦であるため、ともすると無力感にさいなまれる。けど3週間後と7週間後のレースに関しては十分達成可能な目標なので、がんばれる。

2011年8月5日金曜日

避妊薬を保険でカバーするか

ピッツバーグではUniversity of Pittsburgh Medical Center が、この辺の医療界および健康保険業にかなりの影響力を持っている。しかしながら、同じUPMC系病院でも、もともとカトリックの病院だったある病院に勤めている患者さんは、その病院が従業員の避妊薬をカバーしない方針であるため、自己負担で避妊薬を支払っている、なんてことがある。UPMC系の健康保険を持っているのに、である。

最近アメリカの医療制度改革の議論の中で、健康保険は避妊薬の自己負担をなしにするようにする決まりを作る方向になってきていた。この患者さんもこの政策で助かるな、と思って私は喜んだ。が、ここへ来て、宗派の教えとして避妊はけしからんと考えている宗教関係組織の場合、従業員の健康保険プランに避妊薬をカバーする義務を負わなくてもよろしい、とする修正案がでてきてしまっているようだ。

http://www.nationalpartnership.org/site/News2?abbr=daily4_&page=NewsArticle&id=29868&security=1521&news_iv_ctrl=-1

勤め先の考え方次第で、避妊薬がカバーされないなんてことが許されるのは、とても残念だ。たとえばカトリック系の病院に勤めているからといって、スタッフがみなカトリックの信仰を持っているわけではないし、たとえカトリックでも避妊への考え方には個人による違いもあろうに。

避妊は女性や子どもの健康に直結する非常に大事なことだ。経済的状況にかかわらず、必要なひとに必要な避妊方法がゆきわたるよう、政策決定者にはよく考えてもらいたい。(とりあえずメールで国会議員に意見する。)

2011年8月1日月曜日

たった2回の常連さん

Sさんという患者さん、今度西海岸に引っ越すのだという。「せっかくここ(診療所)が好きになったのに、引っ越すのは残念です。」ととてもさみしそうに言う。ここはスタッフみんながナイスですごく気に入っていたのに、と。

この言葉からするともう何年も通っている常連さんの発言のようだが、Sさんが我がオフィスに来たのは、初診とこの日と合わせてたったの2回だった。なんでも、我がオフィスに来る前に、あちこちいろんなところに行かれていたようではある。

Sさんの言葉をスタッフみんなに伝えた。うまくいえないけど、こういう患者さんのコメントに元気をもらう。

患者さんの中には、異常検査結果や精密検査の必要性を伝えるために何回電話しても手紙を出しても連絡が取れなくて、 lost to follow-up (フォローアップお手上げ状態)になる患者さんや、何らかの理由で「もうここには来ません!」と去っていく患者さんもやはりある。

でもSさんのようにポジティブな経験をされた患者さんもいるのだ、と思うと、日々、一人ひとりの患者さんとともにベストを尽くしていこうやないの、と気合を入れなおす次第。