2011年6月19日日曜日

映画 Food, Inc. と 本『食品の裏側』

食生活のことをいろいろ考える中で、映画 Food, Inc. を DVD でハウスメイトのナナコさんと昨夜見た。そして、ナナコさん推薦の安部司著『食品の裏側』を読んだ。

感想&自分のためのおぼえがき:
  • いま出回っている食品のすがたは、あるいみ消費者である自分たちが求めてきた結果。
  • 逆にいうと、今の消費者が何を買うかという選択のひとつひとつが、まるで選挙のように生産者や企業をうごかす力となる。
  • 安いものには安いだけの理由があり、後々大きな代償を払わねばならないかもしれない。
  • 絶対安全とか添加物ゼロ、とかは非現実的。むり。
  • よりよい選択をなるべくすることが、健康につながるだけでなく、まっとうな仕事をやってくれている農家や企業を応援することにつながる。
  • 肥満の背景の多くには食生活があるわけだけど、個々人の習慣だけでなくその人を取り巻いている社会全体の「食生活」の影響なしには語れない。

2011年6月16日木曜日

安くて高カロリーの昼ごはん

メディカルアシスタントの実習に来ている学生たちを見ていると、来る日も来る日もピザやハンバーガーなどをファストフードを昼休みに買いに行って食べている人が多い。私にとって一番驚きなのは、フライドポテトにフライドチキンという組み合わせである。揚げ物に揚げ物である。ぎゃー。ちなみに付け合せの野菜などはない。

職場は町の中心部にあるので、ファストフードから高級レストランまで食べる場所はいっぱいある。でも手軽さと値段ではファストフードのチェーン店にかなうものはなかなかない。ファストフードとひとくちにいっても、またおなじファストフード店であっても、内容にはいろいろ違いはある。だからファストフード=体によくない食事、と決め付けたらいかんと思うけど、学生たちを見ていると、安くてかつボリュームがあって、というのが重要なように見受けられる。(単に私の印象)  さらに、すでに味つきのものに、さらにケチャップやバーベキューソースをたんまりかける人もいて、またまた私は「ぎゃー!」である。

ファストフード店各種を巡回するがごとく、来る日も来る日もファストフードを食べ続けていると、もはや私にとっては「ぎゃー!」と思うような食事内容でも、「ふつー」の内容になるのか。もっとも、幼少時からの典型的な昼ごはんからして、ファストフード店の内容とあまり変わらないものだった可能性もある。最近は学校のカフェテリアの内容も随分改善されてきていると聞くが。

私の昼ごはん? 弁当派だ。安上がりだし、行列に並ぶ手間もないし、揚げ物で胃もたれして午後仕事にならない、なんてことにもならないので自分むきなわけ。

小学校・中学校通しておいしい学校給食に恵まれた自分は幸せものだったと思う。幼稚園と高校のときは母が弁当を作ってくれていた。(高校でも作ってもらっていたのは、今思うと甘えてたな、と思う。)自分のいまの弁当の内容は給食や母の弁当にはとても及ばないけど、いちおう「こうありたい」という姿はあり、それなりにバランスとか考える。食育という言葉は当時まだなかったように思うけど、食事の姿を家でも学校でも学べたのは、今もって感謝だ。

食事はこうありたい、という健康的なモデルを持てていなかったら、食事を改善するのは、きっとすごく難しいと思う。皮肉なことに、安くてボリュームのある手軽な食事ほど、高カロリーや高塩分だったりする。

昼食を1回分6ドルで買うとして、月~金まで毎日買うと、30ドルかかる(それでは足りないくらいかも)。もし30ドル分の食材を買って料理したら、弁当どころか1週間分の食事が作れる。でも、目の前のファストフード店でランチを買うほうが、野菜や果物を2つ3つ買うよりも安くつくかもしれない。それに材料を買ったら、料理の手間がある。もっというと、冷蔵庫や調理器具もないと料理はできない。料理の作り方も少しは知らないと作れない。

決して経済的には豊かでないメディカルアシスタント学生たちがファストフード店に足繁く通っている一番の理由はなにか、具体的に聞いたことはないが、いろいろ勝手に考えを思い巡らした次第。まとまらず。

2011年6月15日水曜日

食べてないのに肥満

非常に肥満の方に限って、食事を1日1-2回しかとっていない、と言われることが結構ある。その1-2回の食事が膨大な量なのか、というと、そうではなさそう。じゃ、飲み物はさぞカロリーの多いものか、と思いきや、「炭酸飲料もジュースもぜんぜん飲みません。水だけです。」なんてこともよくある。では間食が多いのかというと、間食もしてないと。(もちろんしていることもあるが。)

先日は、「私が食べるのは、1日おきで、それも日に1回だけです。」という患者さんに出会った。しかしながら、体重はたしか昨年よりも5kgくらいむしろ増えていた。24-hour recall (過去24時間に何をいつどのくらい食べたか尋ねる)をやっても、ほんとに大して食べてなさそう。

体がむくんで体重増加しているわけでもなさそうだし、食べないのに太り続けるのが、すごく不思議でしょうがない。消費エネルギーが摂取エネルギーより少なければ、体重は減るはずなのだが、むしろ増えるって何でだろう?

2011年6月13日月曜日

読むモットー

Wanda Hope Carter さんの書いた、 "To Achieve Your Dreams, Remember Your ABCs" いう詩のような文章を、私はよくブツブツと唱えてきた。
これを知ったのは17歳のとき。以後何度励まされてきたかわからない。般若心経を写経するがごとくに書きなぐっていた時期があり、それ以来すっかり覚えてしまった。

最近ひさびさに彼女のウェブサイトを見て、Everyday Magic という別の詩が、いまの自分にはもっとしっくり来るような気がした。こちらのほうが、自分の弱さを謙虚に認めながら、でも確実に今、今日、夢に向かって前進していく感じがする。ABC と違って、諳んじるのは難しそうだが、毎朝バス停でバスを待ちながら読むことにしよう。視覚的にも美しい見事な文章だ。


2011年6月12日日曜日

つぶやくモットー

すこしまえにRunner's World という雑誌で、ランナーの励みとなるmantra (モットー、合言葉、座右の銘ってかんじ)の記事があった。つらいときでも、力や勇気のわいてくるような短い言葉を頭に念じながら走ればスタミナもスピードも維持できるというわけだ。記事では、有名なmantraの紹介とともに、自分オリジナルのmantra をつくるためのヒントとなるような言葉集も載っている。ウェブ版はここから見られる。

"This is What you came for."

というのが私は一番気に入った。快適なときでも、しんどいときでも、「このためにわざわざ自分はここに来たんだ!」と唱えると、頑張れる気がするから。これは 昨年24時間で165・7マイルを走ったScott Jurek さんの言葉とのこと。

読者がコメント欄に書き込んでいる言葉のひとつ、
"Inhale confidence, exhale fear." (息を吸って自信を吸い込め。息を吐いて恐れを追い出せ。)
もいい。

走っているときに限らず、人生全般に使える言葉たち。

2011年6月8日水曜日

壊れてなかった体重計

前に帰国した日本人の人から5ドルで買った 体重計がある。ひさしぶりに体重を量ったら、なんだか予想外に5ポンド (2kgちょい)ほど減った数値を示した。

きょうジムの体重計で量りなおしたら、やっぱり同様の値を示した。ありゃま。ポンドだとkgよりも増減の数値が多いように見えるので、余計に衝撃的。

現物の私を知る人はみなご存知のように、私むっちゃ食べるのだが、みな燃やしてしまう。(燃費きわめて悪い) 一時さぼってばかりいた運動をこのところ再開し、あいかわらずよく食べているんだが。これから努めて午前と午後のおやつを頑張ろう。BMI の数字がすべてじゃないけど、もともとunderweight ぎみだし、軟い骨にはなりたくないし。


2011年6月7日火曜日

診療所の立地環境、賃貸料

A市にあった系列の診療所が最近B市に移転した。そこは、日本でいうホームセンターみたいな店や、ディスカウントストアや、ネイルサロンなどが並ぶ土地にあり、目の前にはそれらの店共通の広い駐車場がある。

この新しいオフィスに先日出張した。壁からカーペットから棚から、ピッカピカである。A市にあった旧オフィスにも何度か出張したことがあるが、やはり新しくてかつ広いオフィスというのは見た目がすこぶるよい。足を一歩踏み入れたときの印象が全く違う。

賃貸料は当然前のところよりも高くなったそうだが、「買い物のついで」に気楽に寄れる立地というのはかなり好条件らしく、これからますます利用者の伸びが期待できるとのこと。

ひるがえって、わがオフィスは、この新オフィスの並でない、べらぼうな賃貸料がかかっているそうな。場所が場所だけに。しかしながら、建物自体も内装も古く、どんなに掃除や整理整頓をしても、古びれ感は払拭できない。先日結果が出された患者満足度調査でも、「このオフィスはもっと近代化すべき」、「リフォームしたほうがいいでしょうね。」などのコメントが自由解答欄に書かれていた。「駐車場がないのが不便」、「周辺の駐車場がどこも高くて困る」などのコメントも。

都市の中心部に位置しているというのは、方々からバスという手段で来る患者さんにとっては重要なことだ。多少遠くても、バス一本で来ることができるから。車で来る患者さんの場合、つまりそういう社会層にいる患者さんの場合、保険を使って一般の診療所に行くという選択肢もあるかもしれないが、バスに依存している患者さんの場合、自分が利用できる医療機関の選択肢すら限られていることが結構ある。

ビジネスとして収入と支出のバランスを考えたら、郊外にオフィスを構えて、より安い賃貸料できれいな診察環境を整えたほうが賢いだろうと思う。でもそうすると、バスしか交通手段がない患者さんにとっては、非常に足が悪くなってしまう。かといって、賃貸料が身にあわないほど高かったら、ビジネスとしては破綻して、元も子もなくなる。

こういった収支計算や今後のオフィスの方向性に頭を悩ましているのは、私のようなNPではなく、オフィスマネジャーやその上の組織全体の首脳部だ。社会的責任を果たしつつ、収支上もまっとうにやっていく計画を練っていくのは、頭の痛いことに違いない。