昨年ピッツバーグ域に住んでいる日本人を対象に、子宮頸がん予防について話をする機会をもらった。当日来れなかった人にもそのときの内容の要点を伝えるべく、当日の要点をWord文書に仕立てなおしてほしい、というリクエストをもらった。
PowerPointで作ったスライドには、極力文章を避けて短い箇条書きを心がけ、視覚に訴える図や写真をたくさん入れていた。なので、今回 Word形式にするとなると、けっこう厄介だ、と気が重かった。スライド見たらしゃべれるけど、それを文章に起こすのはめんどーだな、と。
気が乗らないのでなかなかやらなかったのだが、ふと、以前にアトランタの日本人向けに、子宮頸がんについて似たような文章を書いていたのを思い出した。自分の昔書いた文章に助けられた。ほっ。ネタを少しずつ増やしていこう。
2011年2月27日日曜日
12℃の暖かさ
2011年2月26日土曜日
中高年女性のトリコモナス膣炎
最近40-50歳代女性患者さんの間でトリコモナス膣炎の患者さんを結構みる。すでに閉経を迎えていたり、過去に子宮全摘出術を受けていて妊娠の危険がないがために、新たなパートナーとセックスする場面を迎えても「コンドームを使わなきゃ。」という発想にならなかった、という声がしばしば聞かれる。また、相手はぜんぜん知らない人ではなくて、長年よく知っている人だから、ま・さ・か・性感染症なんて考えられない!!といわれることもよくある。
ウイルスもクラミジアもトリコモナスも、人を選んではくれない。コンタクトがあれば感染する。避妊対策は終わっても、性感染症対策は死ぬまでずっと忘れちゃいけない。性感染症は「若い人の病気」だけではない。
ウイルスもクラミジアもトリコモナスも、人を選んではくれない。コンタクトがあれば感染する。避妊対策は終わっても、性感染症対策は死ぬまでずっと忘れちゃいけない。性感染症は「若い人の病気」だけではない。
ハーフマラソン締め切られる
5月にあるピッツバーグ・ハーフマラソンへの申しこむかどうか、もたもたと悩んでいる間に、早くも定員に達して申し込みが締め切られてしまった。フルマラソンはまだ少し枠が残っているらしい。うーむ。フルマラソンにするか、それともその辺の10km マラソンに申し込むか、また悩む。
2011年2月23日水曜日
Title X funding の危機
連邦政府予算カット!カット!の勢いのなかで、女性の健康を大いに害する可能性のある法案が下院で通ってしまった。上院での法案成立をはばむには、多くの人の声が必要だ。
HR1というその法案は、家族計画をサポートするTitle X (タイトル・テンと読む)という予算を大幅カットし、とりわけPlanned Parenthood への助成金をすべて絶つ。PPは国内のいたるところにあり、避妊カウンセリングや性感染症対策をはじめ女性の健康および sexual health に大きな役割を果たしている。健康保険がなくかつ医療扶助も受けられないラインにいる低所得の女性(一部男性も)がPPでケアを受けられるのは、ひとつにはTitle X の予算があるおかげである。PPにいけば性感染症の検査をしてもらえる、避妊の相談ができる、いわば町の保健室的な存在なのだ。避妊・性感染症に限らず、子宮頸がん検査を含む年に1回の女性検診など、より広い意味での女性の健康の拠点でもある。
私の勤めている組織はPPではないが、Title X 予算の対象組織になっている。なので、この法案がほんとに成立したら、一部の患者さんにとって大打撃だ。
上院での法案成立を許すな!!、とインターネットでの署名や国会議員へのメール・電話などの地道な作業が続けられている。ピッツバーグ市内でも、今日抗議の集会が開かれたとのこと。
アメリカ国内におられる読者のみなさん、ぜひ地元の国会議員に電話してください。電話が無理でも、こちらからぜひ署名をお願いします。
https://secure2.convio.net/npwf/site/Advocacy?cmd=display&page=UserAction&id=537
http://www.post-gazette.com/pg/11054/1127412-100.stm
この法律の背景には、人工妊娠中絶反対派と擁護派のバトルがある。ぬかりない避妊カウンセリングなければ今日か明日にでも望まない妊娠をしてしまう可能性のある女性と日々接している私からすれば、中絶反対の人こそ、望まない妊娠を防ぐための活動をもっと支援してくれていいくらいで、予算カットしている場合でないと思う。この法律の成立で、例えばPPに行けなくなった女性たちが妊娠したら、むしろ中絶希望者は増えるのでないだろうか。
禁欲を勧めること、セックスを遅らせるように勧めることは大事だと思う。でも望まない妊娠を避けるための手段・環境を断ち切るのはやめてほしい。アメリカ人の平均初交年齢は17歳だ。この現実に沿った対策をおろそかにしてはいけないと思う。
http://www.guttmacher.org/pubs/FB-ATSRH.html
HR1というその法案は、家族計画をサポートするTitle X (タイトル・テンと読む)という予算を大幅カットし、とりわけPlanned Parenthood への助成金をすべて絶つ。PPは国内のいたるところにあり、避妊カウンセリングや性感染症対策をはじめ女性の健康および sexual health に大きな役割を果たしている。健康保険がなくかつ医療扶助も受けられないラインにいる低所得の女性(一部男性も)がPPでケアを受けられるのは、ひとつにはTitle X の予算があるおかげである。PPにいけば性感染症の検査をしてもらえる、避妊の相談ができる、いわば町の保健室的な存在なのだ。避妊・性感染症に限らず、子宮頸がん検査を含む年に1回の女性検診など、より広い意味での女性の健康の拠点でもある。
私の勤めている組織はPPではないが、Title X 予算の対象組織になっている。なので、この法案がほんとに成立したら、一部の患者さんにとって大打撃だ。
上院での法案成立を許すな!!、とインターネットでの署名や国会議員へのメール・電話などの地道な作業が続けられている。ピッツバーグ市内でも、今日抗議の集会が開かれたとのこと。
アメリカ国内におられる読者のみなさん、ぜひ地元の国会議員に電話してください。電話が無理でも、こちらからぜひ署名をお願いします。
https://secure2.convio.net/npwf/site/Advocacy?cmd=display&page=UserAction&id=537
http://www.post-gazette.com/pg/11054/1127412-100.stm
この法律の背景には、人工妊娠中絶反対派と擁護派のバトルがある。ぬかりない避妊カウンセリングなければ今日か明日にでも望まない妊娠をしてしまう可能性のある女性と日々接している私からすれば、中絶反対の人こそ、望まない妊娠を防ぐための活動をもっと支援してくれていいくらいで、予算カットしている場合でないと思う。この法律の成立で、例えばPPに行けなくなった女性たちが妊娠したら、むしろ中絶希望者は増えるのでないだろうか。
禁欲を勧めること、セックスを遅らせるように勧めることは大事だと思う。でも望まない妊娠を避けるための手段・環境を断ち切るのはやめてほしい。アメリカ人の平均初交年齢は17歳だ。この現実に沿った対策をおろそかにしてはいけないと思う。
http://www.guttmacher.org/pubs/FB-ATSRH.html
2011年2月22日火曜日
笑いヨガ
Laughter Yoga、日本語ではそのまま笑いヨガ。
エモリーにいたとき Whinship Cancer Institute の患者資料室で Laughter Yoga の会があることを知った。参加したいと思ったが何かがあって行けなかった。先日毎日新聞が笑いヨガについてについて書いているのをたまたま発見。http://mainichi.jp/life/health/news/20110215ddm013100016000c.htmlこれを読んだことがきっかけで、近くのグループに参加してきた。
私、ヨガというから、運動できる格好で、手には水ボトルを持って行ったけど、他の人はみな普段着だったもんで、ちょっと場違いな感じ。参加していたのは30-70代くらいの男性4人、女性8人。会場は教会内の小さめの部屋で、椅子やソファーが円に並んでいる。参加者は必ずしも教会のメンバーではないようす。
リーダーの指示に従って、いろんな笑いをつぎつぎと45分間くらいやった。「アロハー、ハッハッハ」といいながら握手して回ったり、笑っちゃいけない場所で笑いをこらえながら声を出さずに笑う様子を真似したり、ほくそ笑んでみたり、ジェットコースターに乗りながら笑うまねをしたり。面白いところでは、リスのおっぱいをしぼって、それをミルクシェークにして、それをおいしく飲む真似というのもあった。
最初はかなり無理して笑っていたけど、他の人の笑い姿につられて、だんだん自然に笑いがこみ上げてきた。他の人が心から笑っているのか、演技で笑っているのか、私が知るよしもない。とにかくあんまり楽しそうに笑っているので、その笑いを見ただけでも笑えてくる。リーダーはお互いに目を見ながら笑うのが大事だよ、と言っていた。最後にリーダーは、「笑いはタダだけど、電気代はタダじゃないので、そこのかごにみなさん1ドルよろしくね。」といい、皆はいよー、っと1ドルをかごに入れて立ち去った。
リラックス効果はあなどれないと思った。また行ってみたい。
日本では日本笑いヨガ協会というのがあるようだ。
http://waraiyoga.org/
エモリーにいたとき Whinship Cancer Institute の患者資料室で Laughter Yoga の会があることを知った。参加したいと思ったが何かがあって行けなかった。先日毎日新聞が笑いヨガについてについて書いているのをたまたま発見。http://mainichi.jp/life/health/news/20110215ddm013100016000c.htmlこれを読んだことがきっかけで、近くのグループに参加してきた。
私、ヨガというから、運動できる格好で、手には水ボトルを持って行ったけど、他の人はみな普段着だったもんで、ちょっと場違いな感じ。参加していたのは30-70代くらいの男性4人、女性8人。会場は教会内の小さめの部屋で、椅子やソファーが円に並んでいる。参加者は必ずしも教会のメンバーではないようす。
リーダーの指示に従って、いろんな笑いをつぎつぎと45分間くらいやった。「アロハー、ハッハッハ」といいながら握手して回ったり、笑っちゃいけない場所で笑いをこらえながら声を出さずに笑う様子を真似したり、ほくそ笑んでみたり、ジェットコースターに乗りながら笑うまねをしたり。面白いところでは、リスのおっぱいをしぼって、それをミルクシェークにして、それをおいしく飲む真似というのもあった。
最初はかなり無理して笑っていたけど、他の人の笑い姿につられて、だんだん自然に笑いがこみ上げてきた。他の人が心から笑っているのか、演技で笑っているのか、私が知るよしもない。とにかくあんまり楽しそうに笑っているので、その笑いを見ただけでも笑えてくる。リーダーはお互いに目を見ながら笑うのが大事だよ、と言っていた。最後にリーダーは、「笑いはタダだけど、電気代はタダじゃないので、そこのかごにみなさん1ドルよろしくね。」といい、皆はいよー、っと1ドルをかごに入れて立ち去った。
リラックス効果はあなどれないと思った。また行ってみたい。
日本では日本笑いヨガ協会というのがあるようだ。
http://waraiyoga.org/
2011年2月21日月曜日
NP認定維持のためのアセスメント
NPとして働くためには、州のNP免許を得る必要がある。州免許を取るにあたっては、NPプログラムのある大学院を卒業しただけではたいがいダメで、NPの認定試験に合格しておかないといけない。NPの認定試験は分野によって管轄機関が異なる。例えば Women's Health NP や Neotatal (新生児) NPの場合は、National Certification Corporation (NCC)の試験を受ける。
で、この試験に一度受かればそれでよいかというと、そうはいかない。NCCの場合、3年ごとに認定を更新する。この際、単にお金を払うだけでなく、必要な継続教育45時間を履修したことを継続教育の証明書でもって報告しないといけない。継続教育は、カンファレンスへの参加、オンラインプログラム、専門誌のおまけについている読み物など、いろんな媒体のものを自分で選んでよい。それらに参加するたび、履修証明書を保存しておく。
はい、ここまでは前置き。
このたびNCCは、誰にもおなじ45時間分の継続教育を求めるのではなく、それぞれのNPの出来不出来によって継続教育の時間を増減するスタイルに変えた。まずNPは Continuing Competency assessments という125問(2時間15分)の試験を受ける。そうすると、次に示すようなcore competency area 別にスコアがつく。
Normal Physiology and Management
Pathophysiology
Pharmacology
Physical Assessment and Diagnostic Tools
Professional Practice
これらの分野別につけられたスコアによって、その分野の継続教育が免除されたり、逆にたくさんの勉強時間が課されたりすることになる。仮に全分野でのスコアがよくて、その分野の継続教育が免除されても、15時間はもれなく継続教育が課される。
この制度への移行にあたって、今Continuing Competency assessments のお試しが受けられるので受けてみた。今回はとにかく受ければよろしい、というもので、一応スコアや必要時間数は示されるけど、それが提出する継続教育時間数には反映されない。
私のスコアは上記5分野のうち2分野で継続教育免除になったが、残り3分野はスコアが足りなくて勉強時間が割り当てられた。
残念なのは、今回のテスト125問中、どの問題ができてどこを間違っていたのかは教えてくれないことだ。どんな問題が出ていたのかも、今となっては見ることができない。だから自分が覚えている問題しか復習できなかった。
NCCのこの制度について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
http://www.nccwebsite.org/ContinuingCompetency/List.aspx
で、この試験に一度受かればそれでよいかというと、そうはいかない。NCCの場合、3年ごとに認定を更新する。この際、単にお金を払うだけでなく、必要な継続教育45時間を履修したことを継続教育の証明書でもって報告しないといけない。継続教育は、カンファレンスへの参加、オンラインプログラム、専門誌のおまけについている読み物など、いろんな媒体のものを自分で選んでよい。それらに参加するたび、履修証明書を保存しておく。
はい、ここまでは前置き。
このたびNCCは、誰にもおなじ45時間分の継続教育を求めるのではなく、それぞれのNPの出来不出来によって継続教育の時間を増減するスタイルに変えた。まずNPは Continuing Competency assessments という125問(2時間15分)の試験を受ける。そうすると、次に示すようなcore competency area 別にスコアがつく。
Normal Physiology and Management
Pathophysiology
Pharmacology
Physical Assessment and Diagnostic Tools
Professional Practice
これらの分野別につけられたスコアによって、その分野の継続教育が免除されたり、逆にたくさんの勉強時間が課されたりすることになる。仮に全分野でのスコアがよくて、その分野の継続教育が免除されても、15時間はもれなく継続教育が課される。
この制度への移行にあたって、今Continuing Competency assessments のお試しが受けられるので受けてみた。今回はとにかく受ければよろしい、というもので、一応スコアや必要時間数は示されるけど、それが提出する継続教育時間数には反映されない。
私のスコアは上記5分野のうち2分野で継続教育免除になったが、残り3分野はスコアが足りなくて勉強時間が割り当てられた。
残念なのは、今回のテスト125問中、どの問題ができてどこを間違っていたのかは教えてくれないことだ。どんな問題が出ていたのかも、今となっては見ることができない。だから自分が覚えている問題しか復習できなかった。
NCCのこの制度について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
http://www.nccwebsite.org/ContinuingCompetency/List.aspx
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