さぼれない、はしょれない性格なので、人数が増えたからって倍速で仕事できないのがつらい。
ちなみに監査が入ると、カルテの記録内容、指導内容などにもチェックがはいる。チェック内容は、当然プロトコルに基づいているから、プロトコルがやれ、と書いてあることを「やった」とカルテに書いていないと、「やっていない」扱いになり、ペケにされる。もちろん、法的に言っても、書いていないことはやっていないことと同じだから、書くことは大事である。だけど、「やれ」と書いてあることを本当に実施し、かつ「やった」といちいち手書きでカルテに書いて、かつ向こうが要求してくる人数(午前、午後各17-18人!! 初回のAnnual exam でも15-20分で記録まで完了だって!)をちゃんと見るのは、非現実的に思えてならない。
「他のオフィスのNPにできているのに、なぜあなたにできないのか。」という言葉が自分にはとてもきつい。質に責任を持つのは自分、訴訟が起きたら訴えられるのも自分。もし患者さんに十分な質問をせず、患者さんの話を十分に聞かず、患者さんに納得のいく説明もせず、カルテの記録もままならず、それで時間が仮に時間が短縮できたとしても、その代償は恐ろしい。
就職して間もないころは、ともかくがむしゃらに頑張っていけばきっといつの日かスピードがついてくるものと願っていた。
時間が経過して、早くできるようになったことはたくさんある。また、今後も技術を磨く余地はいっぱいある。
でも、最近は要求内容のほうが非現実的だと思う場面があることを否めない。
他のオフィスでは、NPがメディカルアシスタントに避妊薬の使用法の説明など、一部の教育的内容をゆだねているところがある。その分NPは自分の診察時間を短縮できるし、NPおよびスタッフ双方が十分連携できば大いに結構なことだ。だけど、私の場合はスタッフ数がきりきりなので、そういった内容も含めて自分がやる必要がある。
小芋さん、それひどすぎるよ。とは、身もふたもない言い方だけど。手書きで、一日30人以上なんて!!!!
返信削除私はEMRで一日12−15人でも、良い医療をしようと思ったら大いそがしだよ。