2010年5月24日月曜日

電話も手紙も大事

異常検査結果を患者さんに伝えるにあたって、電話と手紙とを両方駆使することが大切だと最近切に感じている。どっちかだけではダメ。(もちろん電話一本で患者さんにすぐつながったときはそれでよし。)

電話は携帯をなくして番号が変わっているかもしれないし、料金の支払いが滞っているのか回線が一時停止になっている場合もしばしば。患者さんが自分のの電話番号ではなく、姉妹やボーイフレンドの番号を自分の電話番号として申告していることもある。「折り返しお電話下さい。」とメッセージを残しても、本人の耳にそれが届くとは限らない。

一方の手紙も、出せども出せども患者さんからの反応がない場合は
1.手紙が届いていない(引越はもちろん、住所が合ってても届かないことがままある。)
2.手紙は届いているが、本人がそこにいない(親と仲が悪かったり、短期留学中だったりして)
3. 本人の手元に手紙自体は届いたが、無視された(請求書と思われて開封されずに放っておかれることもあるかも。)

などいろいろな場合がある。

手間がかかっても、電話と手紙を交互にしてアプローチするべし、と自分に言い聞かせている次第。こういう作業って、一日平均や月平均の「患者数」のような目に見やすい指標に現れないからNPの productivity (生産性)の評価になかなかつながらないけど、ぜったいに手の抜けない仕事。

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