2019年10月3日木曜日

論文掲載後の反応

かれこれ4年前、前の職場でやった研究の論文を、この春ある専門雑誌に掲載してもらうことができた。職場が変わったり、父が病気の末に亡くなったり、またかつ共同研究者・指導者も公私ともにいろいろなことがあって、そもそも論文投稿に至るまでにものすごく時間がかかってしまった。そこからさらに、エディターとのやり取りにも予想以上に時間がかかった。とまれかくまれ、このような形の論文は子芋としては人生初だし、世の中に出せて何よりであった。

論文が掲載されて数か月の間に、カリフォルニアとメキシコの研究者から、研究に関する問い合わせがあった。カリフォルニアの研究者は、子芋たちと似通った研究をしていて、われわれの使った質問紙についてもっと詳しく教えてくれと言ってきた。メキシコの研究者も関連のある研究をしているとのことだった。

論文を出せていなかったら、彼らとのつながりはありえなかったわけで、論文に仕上げることの重要性を感じる。

その一方、ジャンクメールも来る。〇〇国際学会お招きします、とか書いてあって、でも本当にお金を払って招待してくれるわけではなく、要は宣伝。とても子芋を持ち上げるような文面なので、最初は返事するべきなのか?と思って一応共同研究者に相談したが、やはり子芋の感は当たっていた。


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