2015年1月22日木曜日

コーディングの研修

診療報酬を保険会社に請求するときには、診断名や行った医療行為に関して、適切なコード(主に数字の羅列)をつけないといけない。過剰につけたらルール違反だということになるし、かといって、遠慮して過少につけていたのでは、もらえるはずのお金がもらえないことになってしまう。

そんなわけで、コードというのは、アメリカの医療”ビジネス”上、避けては通れない関門。(涙)

今まで小芋は、実習指導者や職場の同僚などからその都度実地に教わるばかりで、正式に突っ込んで勉強したことがなかった。しかし、指導者や同僚も結局小芋と比べてコードの知識においてはそう変わるものではなく、質問をしても、当てにならぬことも珍しくなかった。3人に聞けば、3通りの答え、ということも。。

この度、コーディングの専門家に、やや突っ込んで学ぶ機会があった。それはいいのだが、頭の中がすっかり大混乱である。

正しいコードをつけるだけでなく、そのコードを満たすのにふさわしい内容の診察内容だったことを証明するに足るカルテの記述もしていないといかん、というのは前から知っていたが、学び始めると、深い沼にズボズボと溺れていく感覚すらする。

この沼から這い上がるべく、もっと知らなきゃならん。アメリカ医療の悲しい悲しい一面である。

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