2015年1月21日水曜日

パワーポイントを使わないレクチャー

今日はこの地域のNPの勉強会があって、テーマは偏頭痛だった。

講師が極めて素晴らしかった。パワーポイントも配布資料も全くないにもかかわらず、頭と心に残る講義をしてくれた。

講師はまず、「診断、治療、特に気をつけるべき対象者について話します。」と言ったあと、「ではまず、みなさんが今日何を聞きたいと思ってきたかを教えてください。」と言って、聴衆に質問させた。

そして、「みなさんの質問は、今みなお聞きしたので、これらを全部カバーして、かっちり20時に終わらせます。もちろんその後も質問ある方は残ってくださっていいですけど。」と言った。

一般的に言って、講義というのは、まず講師が一方的に話して、その後聴衆が質問する、というスタイルを取るが、今日はその逆だったわけだ。

最初に質問が求められたことで、参加者の興味・関心・困っていることが明らかになったし、知りたい!という気持ちが かきたてられた。

講義は早口ではあったが、ポイントを押さえた話しぶりで、黒板もホワイトボードもないのにスムーズに進んだ。そして、予告通り、講義はかっちり20時に本当に終わった。一応終了のアナウンスがあった後も、さらに質問したい人たちが会場に残ったことは、言うまでもない。

後日学んだポイントを書く。

0 件のコメント:

コメントを投稿