80歳代まで仕事をしていた同僚のGさんが亡くなった、とのEmailが入った。
Gさんが退職してからまだ1年ちょっとしかたっていない。生涯現役の方であった。
事務の仕事というのはとてもストレスが高いと見えて、スタッフの入れ替わりが珍しくないなか、
Gさんはいつもニコニコしていて、肩の力が抜けていて、挨拶を交わすだけでも
なんだかこちらはリラックスするのだった。
電話口でGさんと話す機会があった患者さんや患者さんの家族も、Gさんの落ち着いて柔らかな話しぶりに
どんなにか心が楽になったことと思う。
そして、電子カルテのシステムが変わったり、いろいろと技術面で普通の人がサジを投げそうになる
変化が訪れても(たとえ若くても)、Gさんはひょいひょいと新しいことを次々と覚えるのだった。
元気だから仕事が80歳代まで続けられたとも言えるし、仕事してたから元気が続いた面もあったかと思う。
昨秋にGさん宅を訪ねたのが最後に会う機会だった。
Gさん、本当にお世話になりました。いろいろと愚痴を聞いてくださり、ありがとうございました。
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