2013年8月21日水曜日

シャドウィング開始

今日から医師やNPについて学ぶシャドウィングが始まった。(シャドー、つまり陰のようにくっついて学ぶのでそういう言い方をする。)ちなみに、私はシャドウィングが大好きだ。たとえ自分がよく知っている分野であっても、他の人がどのように診察をしているのかを見るのはとても勉強になるし、まして、自分があまりなじみのない分野であれば、なおさらワクワクする。

午前中はいわゆる見学だけの文字通り「陰」だったが、午後からは、メンターが「じゃぁ、小芋、これこれについて今ここで説明してみて。」などと、即興の課題がばんばん飛んできた。

終わったらどーーっと疲れを感じたが、気持ちのいい疲労感だった。

1 件のコメント:

  1. シャドウィング、面白いですよね。
    私は Dr's Office で働く一RN なので、他の Office や病院のシステムや診察にとても興味があります。

    自分がPt としてお世話になった場合や Pts の通訳で受診のお手伝いをさせて頂いたとき、clinicians やOffices がどのような診察をしているか、どんなシステムを採用しているかをPt と医療者として観察しています。いいシステムがあれば積極的に取り入れさせて頂いています。他院でも、何かおかしいと感じれば、他石の山とし、フィードバックに活かしています。

    訪問看護や療養型施設へ訪問付き添いでも、新しい事の発見の連続です。新たな社会的資源を知る事になれたり。
    私にとって、興味深いのはER への搬送介助、アナムネ聴取&入院手続きのお手伝い、その後のお見舞&通訳、退院後のfollow-up も含めた病院への付添です(不謹慎でスミマセン)。病院毎に特徴があり、付添と言う名目の元、病院探検を行ったり(大抵スタッフに見つかって注意される)、ケアを拝見したり、RN さんへ話を聞かせて頂いたり、通訳で検査に着いていったり、傍から見たら迷惑な人かもしれません。

    他の医療機関を見学することにより、学会やペーパー上だけで得られる知識でなく、実際に見学させて頂く事で、多くの知識を身を持って得る事が出来ます。特に、小さな Office 勤務の為、こういった機会を通して、常にフィードバックの機会にさせて頂いています。

    ※他者への付添に関しては、Los Angeles は日系人コミュニティが広く、殆ど英語が理解出来ない Pts も多く、そういったPts や知合いからの依頼を受けて、細かい部分でお互いに同意の上、主に通訳と精神的なサポートをボランティアで行っています。
    しかし、同時通訳は疲れる。意味を変えない様に、且つ、Pts にも分かり易い言葉を選択します。かなり集中力がいるし、言語中枢がフルに活用され、1-2時間が私の限度です。
    大抵の米国人専門医は、検査を施行しても、結果等をしっかり説明していない事も多く、心筋梗塞の既往や腹部大動脈瘤が見つかっていても、チャートに記載のみ。"貴方、2w以内にOPEしないと 死ぬよ。心筋梗塞もしているしAAA も有るからね" っと言われて、検査結果を何も知らされていないPts がパニックになる事もしばしば。Pts が質問しようにも、"chart に検査結果は残っているし、忙しいんだ"、と言われ退室してしまう医師もいます。
    こういう場面で、Office RN なりNP が活躍してくれたらなー、と思います。

    それでもPts からお礼を言われたり、Pts がキチンと医療にアクセスせきたり、私自身の勉強にもなるので、機会があれば積極的に引受けています。

    紅茶

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