2013年1月22日火曜日

アップ・イントネーションに気をつける

昨年の学会発表を前に、友人Aさんの前で練習していたとき、"a" とか "the" とか、アクセントの位置とかいろんなことを直してもらったのだが、それ以後一番気をつけているのは
アップ・イントネーションに気をつける
ということだ。

ここでいうアップ・イントネーションとは、平叙文の末尾をまるで疑問文のように音程をあげて話す話し方をいう。

Aさんいわく、若者言葉や西海岸の人々の間ではアップ・イントネーションがむしろ自然な場合もあるが、人の前で発表するような公式の場では、文の終わりは音程を下げて、文が終わったことがはっきり聞き取れるのが望ましいと。

発表の練習を録音したものを聞き比べると、Aさんのこのアドバイスを取り入れた前後で明らかに印象が違う。特に、何か大事なことを言い切るときに文末の音程を下げると、「はっきり自身をもってバシッと言い切った。」という感じになる。

すでに意識している方には何でもないことだと思うが、私にとってはとても貴重な助言だったので、書いてみた次第。あんまり意識しすぎると逆に気味悪くなるかもしれないが。

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