2009年11月28日土曜日

Thanksgiving の日


木曜日はThanksgiving Day だった。いつも何かとお世話になっているHさん一家が、なんと8月から「Thanksgiving はぜひ家に来てね~。」と言ってくださっていたので、ありがたく参上した。

お昼にSushi (ここでは巻き寿司のこと)をぜひまたやってほしい!というリクエストを受けて、炊飯器からまきすから、材料一切がっさいを持っていった。最近は、地元のスーパーでも、わさびまで売っている。

大学生から小学生までの子どもたち8人も参加して、みんなでワーワー言いながら作った。そして作品は瞬時にみんなの胃袋に。だから写真はない。。。大好評だった。今度やることがあったら、写真を撮り終わるまで食べない、というルールを遵守してもらおう。

ちなみに、寿司のできばえとしては、海苔が外側にくる普通の太巻きや海苔巻きよりも、外側にゴマをまぶすタイプの作り方のほうが、初心者でも結構サマになることがわかった。かくいう私も、決して腕がいいとは言えない。

夕方のディナーにむけては、おじさん、おばさん、いとこたちそれぞれが入れ替わり立ち替わり台所に立ち、次々と料理が出来上がっていった。


ひと通りごちそうがみんなのお腹に入ったところで、H家の恒例行事たるものが行われた。ひとつは、Thankfulness Jar のわかちあい。あらかじめ各自が、自分が感謝していることについて小さなメモ用紙に書いて、金魚鉢みたいなガラスの大きなビンにその紙を入れていた(無記名で)。食卓でそのビンを回しながら、一人ひとつの紙を取り出し、みんなの前で読み上げるのだ。家族や仕事に対する感謝、学校での出来事についての感謝などが読み上げられて、心が温かくなった。

もうひとつは、自分の選んできた詩を朗読するというもの。必ずしも詩じゃなくて、一文でもよい。面白いのを選んだ人、しんみりするのを選んだ人など、いろいろ。ちなみに私は Shel Silverstein という人の書いた、 The Dirtiest Man in the World という詩をやった。中学校のときのコンテストでやったものだ。Google したらすぐ見つかった。世の中便利なものだ。詩は好評。朗読というより、パフォーマンス風であった。

デザートのパンプキンパイは、79歳のおじいちゃんが自ら家で焼いてきたものだった。後片付けのチームワークも素晴らしく、よく働く一家だということがわかった。(そしてほかの人が働いているときは、テレビ見たり、しゃべったり、適当にくつろいでもいた。)あたたかいPAの家族に恵まれて、幸せだった。H家と初めて出会ったのは1996年だが、おじさん・おばさん・いとこたちに会うのは今回がはじめてだった。

意を決してAtlanta からNashville に車で行き、Thanksgiving を過ごしたときから早一年。感慨ぶかい。去年の日記を読むと、Nashvilleでも巻き寿司をやっていたことがわかった。すっかり忘れていた。
http://blogs.yahoo.co.jp/koimokko/27120974.html
http://blogs.yahoo.co.jp/koimokko/27152325.html

3 件のコメント:

  1. お寿司を作れると、アメリカではもてはやされそうだ。身に着けておくと得だね。

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  2. 寿司の写真が見たかったです。次回はぜひ!小芋さん、何を感謝したのでしょうか、できれば知りたいな。

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  3. ironikaさん、
    料理に限らず、自国の文化は身につけておいたほうが、人生豊かになりますね。

    oketakoyakaさん、
    「I'm thankful for my family in PA, in NY and back home」と書いてビンに入れました。

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