1か月ほどまえに自分が書いた記事を見返して、NPでありながら、日に日に変わっていく日常についていくのが大変だったことを思い出す。今も変化は続いているが、ひと月前ほどの日々の激変と比べると、変化の程度が幾分ゆるやかになった。または、ガラリと変化がある毎日に慣れてきた。
子芋が参加しているコーラスは3月11日の練習をもって以降今シーズン(5月まで)の練習やコンサートが中止になった。その後数日以内に、人が集まる類の活動のほとんどがストップした。生命維持に欠かせない施設・店以外はごっそり閉まった。そして今も閉まっている。
ワシントン州のコーラスが、3月10日に練習に集まったあと、121名の団員のうち45人が体調を崩し、うち28人にCOVID-19の感染が確認され、そのうち2人が他界されたという記事を読んだ。同様のことが我がコーラスでも起きていたかもしれない、と思う。自治体からの命令が出るよりも先に、コンサートや練習の中止を決定した我がコーラス理事会の判断に、頭が上がらない。
先ほどのワシントン州のコーラスの場合、当時州内の他の地域ではCOVID-19の感染が見つかっていたが、そのコーラスの在するカウンティ(郡)ではまだCOVID-19の感染者が確認されておらず、学校も店も通常通り開いていたとのこと。
日本にいる母と電話で話すたび、「家にいることが、自分のためならず世のため」、と伝えるのだが、「この辺はまだ大丈夫。」「近所の人のお葬式があるので、ちょっとだけ出てくる。」、で埒があかない。まだ感染確認がまばらで済んでいるうちにこそ、Social Distancing を徹底しないとと思い、「お葬式に行くのは命がけだよ。失礼したほうがいい。参列者が死んでしまったら意味がない。」と助言してみるが、響かない。日本が今のニューヨーク市の状態になってしまうのはないかと本当に心配だ。
Uberも今や「乗らないでくださってありがとうございます。」というCMを流している。テレビのニュースキャスターや気象予報士も、スタジオに行かずに自分の家から中継している人もいる。Social Distancing がんばろうやないの。スーパーのレジにはプラスティックのガードができたが、働いている方々は、本当に心身の苦労が大きいと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿