2020年7月1日水曜日

Black Lives Matter の動きのなかで

人種差別に反対する運動が全米にとどまらず、他の国にも広がっている。差別を受けてきた人種だけでなく、白人もこの動きに参加している人が多い。

そんな中、子芋が仕事で行くある町(ピッツバーグから約1時間)では、
Unborn Lives Matter 
という看板が登場した。

直訳すると、「まだ生まれてない命(胎内の命)は大事だ」、ということになる。
人工妊娠中絶に反対する声だ。

語調は"Black Lives Matter" と一緒だが、あえて"Unborn Lives Matter" とのみ書いてあるために、この看板を立てた人たちにとっては、胎児は大事だが、Blacks Livesは大事でない、と暗に言っていると思われる。

Black Lives Matter. Unborn Lives Matter, too. と抱き合わせて書いてあったら、まだよかったかもしれないが、おそらくそういう意識はこの看板の主にはないだろう。

個人の判断として中絶を選ばないのはまったく結構だが、中絶という選択肢を他人に与えないようにしようという圧力には、子芋は賛成できない。

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