ベルカンポさん、はじめまして。「病院のつれない対応」へのコメントありがとうございました。
子芋のブログを度々読んでくださっているとのこと、ありがとうございます。実はここ数日、ペンネームを「子芋」から「やるき なし子」に変えようか、というくらいの疲労感がありましたので、とても励みになります。
頂いたコメントに関連して思ったことを書きます。
飛行機に乗ると、非常時の対応について客室乗務員から説明がありますが、
自分の隣に手助けの必要な人(たとえば子ども)が座っていたとしても、
酸素マスクが天井から降りてきたら、まず自分の酸素マスクを装着して、
それから他の人の介助をするように、って言われます。
医療機関ははどこも、たとえスタッフがそろっていても(欠員がなくても)常に大忙しで、厳しい環境であります。そこに、リスペクト、愛情、関心、信頼、といった「酸素マスク」があると、スタッフはますます張り切って100%以上の力を発揮できちゃうように思います。
逆に、最初にスタッフに酸素マスクがないと、極端な話、助かるべき他の命も助からなくなるかとおもいます。
先日1/23の記事は、主に患者の家族の視点での不満をつらつら書きましたが、同時に、自分が医療関係者であるがために、どうしてそういう対応になってしまっているかの裏事情も分かる面があります。(それゆえになおさらもどかしい。)
ベルカンポさんはじめ病院の運営に力を及ぼせる方々には、ぜひスタッフへの「酸素マスク」をぜひ抜かりなくお願いしたいなと思います。
そのうえで接遇教育が伴うと、鬼に金棒だと思います。
反対に、組織がスタッフを大事にする土台なしに、接遇教育だけがくると、すでに疲弊している上にこれ以上頑張れというんか!という反発やバーンアウトをも招きかねない(少なくとも子芋はスネル)、リスクがあるようにおもいます。
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