今日、普段と違う時間帯にメリーさんから電話がかかってきた。出ると、メリーさんではなく、メリーさんの息子さんだった。メリーさんは年末脳卒中で入院し、その後COVIDに感染し、週末静かに息を引き取ったと。子芋に電話するようにと頼まれていた、と。
最期に話したのはThanksgiving の頃だった。いつもの元気な声で、"My sons says I'm too independent!" と相変わらず言っていた。クリスマス前に出したカードの返事がなく、年明けに電話した時も出なかったので、また入院したかな?とは思っていたが、亡くなってしまったとは。
メリーさんは子芋と50歳違いだったが、本当に友達だった。
メリーさんの部屋はいつ行ってもホテルのように片付いていた。体調がすぐれなくて落ち込み気味の時も、ひ孫のためにスクラップブックを作ったり、言葉探しのパズルに熱中したり、と一人でもできる楽しみを見つけるのがうまかった。
昨秋は映画『影武者』を見て、映画はよかったんだけど、「カゲムシャ」ってイタリア語で「やわらかいウンチ」のみたいに聞こえる、と大笑いしていた。(cacca moscio?) メリーさんは小さいときにおばさんとイタリア語で会話していたらしい。
人間の死亡率は100%だし、90歳代だし、旅立ちは「おかしなこと」ではないけれど、やっぱり悲しい。
メリーさんに関する過去のブログ記事
メリーさんの口癖
- Everything has a reason.
- I pray for you.
- People these days have forgot about respect. You've got to have a respect.
- My son says I'm too independent but I can't help it. I've always lived my life independent.
- I have to take my medicines, so I'll let you go.
- We shall talk again.
- Be careful!
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