これまでNP学生のプリセプター(実習指導者)を務めてきた際、おおむね20歳代後半ないしは30歳代前半くらいの学生ばかりだった。この秋に来た学生Aさんは、自分と同じ40歳代で子どもが2人いる(子芋は子どもいないけど)方だった。学部の専攻は看護と違う分野で、一度仕事をしてから大学に入りなおして看護学士をとり、看護師として働きながらNPを目指してきた人である。
看護師としての経験はもとより、看護師になる前にしていた仕事の経験、子どもの慢性疾患と付き合った経験、また家族を亡くした経験など、人間としていろんな経験をしてきていることが、NP学生としてのAさんの存在・深みを作ってきているなと思った。
非常に勉強熱心で、よい質問をたくさんしてくれた。COVIDのさなか、実習先の確保がなかなか難しい中、実習をしたい学生は山といるが、Aさんのように一緒に気持ちよく働ける人と出会えてよかった。
とはいえ、やはり学生を育てるのは大変で、お、戦力になってきたぞ、と思うころに実習が終わる。今学期はAさんに続いて、Bさんが実習に来る。二人ともかつての子芋のように実習先を自ら確保しないといけない立場。
Aさんが実習が終わった時に送ってくれたお花。違う角度から撮影。
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