2020年5月20日水曜日

COVID-19とマスク考

ほんの3か月くらい前までは、マスクは新型コロナウイルスの感染予防に「効かない」(正しくは、明らかに有効だとする研究結果がなかっただけ)とか言って、マスク着用は不要だとする声があったが、いまや少しでも感染を広げないために、自宅から外出するときにマスクを着用するのは新常識・マナーになった。

ありとあらゆる色、形、柄のマスクが出回るようになり、街中でも堂々とマスクができる世の中にがらりと変わった。(2月くらいまでは、マスクしている人に、怪訝なまなざしが注がれていたのが、今では真逆で、マスクしていない人に怪訝なまなざしが注がれる。)

現在子芋の担当している診察の大方は遠隔診療で、患者さんも子芋もお互いの家からビデオでこんにちは、している。遠隔診療のおかげで、お互いマスクをせず話ができるので、表情が分かって非常によい。

週に1回ほど、クリニックに出向いて、ライブでの診察もしているのだが、この場合は当然マスクをせねばならず、患者さんは目の前にいるのに、マスクで顔が隠されてしまうと、自分の笑顔も見せられないし、患者さんの表情も十分読めない。とくに新しい患者さんと会話しているとき、患者さんが実距離以上に遠い感じがしてしまう。

ピッツバーグ周辺では、「赤色段階」から「黄色段階」に先日緩和され、自宅待機命令こそ解除されたが、まだまだソーシャルディスタンスィングが大事な毎日である。

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