2020年3月20日金曜日

COVID-19対策ゆえの身近な影響 その3

米国内でのCOVID-19感染確認数は1万4千人を超え、ペンシルバニア州も180人余り、ピッツバーグの在するアリゲニー郡でも18人。もはや、COVID-19にかかるかかからないか、というより、いかに遅れてかかるか、そしていかに重症にならないで済むか、ということを考えたほうがいいな、と思う。

COVID-19により、この1週間で生活のいたるところがガラリと変わってしまった。Social distancingという言葉がまるで合言葉のようになった。過去2回の記事を書いたときは、まだ平穏だったな、と思う。

あれから、レストランはテイクアウトまたはデリバリーのみの営業、人が集まる施設類(図書館、映画館、学校、スポーツジムなどは)は閉鎖、そしてnon-life-sustaining business すなわち生命維持に不必要な店・サービスも閉めるようにとの州知事の指示、バスの乗車も人と人の間隔を6フィート(約2メートル)とって乗るように、などなど。つい1週間ほど前に250人規模の集まりは中止するように、という話が、今では10人以上の集まりは持たないように、と。ただし、カウンティ(郡)レベル、州レベル、全国レベルでこのような指示のタイミングに時間差があったり、最初は「勧告」だったのが「命令」に切り替わったり、変化が著しい。

普段滅多に外食しない我々だが、今週は2回近くのレストランでテイクアウトして、ささやかながら地元サポートを試みている。しかし、休業を指示されてしまっている靴屋などの小売業や美容院などのサービス業は、再開するまでサポートのしようがない。

職場ではPEP(マスクやフェイスシールド)を不必要な場面でむやみやたらに使わないでセーブしろ、というお達しがある一方、同じネットワークの別の施設に行くと、受付の人から医療スタッフまでマスクを全員が付けていたりして、混乱がうかがえる。

子芋が見る患者さんの多くは婦人科的な内容がほとんどで、咳や呼吸困難を主訴に訪れる患者さんは基本的にいないが、クリニックに出向くことを恐れて、キャンセルまたは電話での受診への切り替えを要望する患者さんが増えている。上司たちもTelemedicine の環境を早急に整えるべく、動いてくれているらしい。


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