早いもので、現職(NPとして3番目の仕事)についてから、来週で丸10年になります。最初は半日6人、一日12人の診察が最多でした。初診も再診も30分。その中でIUDやインプラントの処置もみんなやります。(でももちろん、内容によっては、押せ押せになります)
その後次第に半日7人、1日計14人。
さらに数年前には半日8人、1日計16人、まで増えました。
人数が増えると、大変なのは、診察真っ最中のときだけでなくて、後から戻ってくる検査結果や、患者さん・家族からの質問メッセージも増えることです。だから診察してない時間帯もどんどん忙しくなります。
今度は半日9人、とまでは言わないものの、1年間の目標値を達成したらボーナスが出ます、という号令がかかりました。ちなみにゴールに達せなくてもペナルティはないもよう。こういう号令の重みを日々感じるのも疲れるし、ゴールが課されなくったって日々十分頑張っているので、はっきり言って、こういうゴールの話を聞くだけでも負担感を覚えます。ボーナスがもらえなくたってなんだ、気にしないぞ、と思っても、ノイズはやはり聞こえてくるのが悔しい。
これ以上、予約枠を増やすのは私にとって現実的でないので、(中にはダブルブッキングをわざと入れるという策をとる人もいるようですが)、予約枠以外で対応している患者さんのトラブルシューティングを電話で済ます代わりに、なるべく正規のビデオ受診にして「見える可」する、というのが、フェアな方法です。
あとは、繰り返し無断欠席、あるいは直前のドタキャンをしている患者さんへの対応をどうするかですが、これに関しては私の方で頑張れることはありません。ドタキャンが出たときに、ウェイティングリストの患者さんに順番に電話がかかっていくシステムがあると、とても有効だと思います。
それから、前回の受診から1年以上たっても、受診しないで薬のリフィルだけ希望してくる患者さんに、毅然と再診のお願いをする、というのもとても重要。特にこの時期は、大学に入学、進級する患者さんたちが、各地の大学に散っていく時なので、そういうときでも、1か月分だけのリフィルを延長して、残りは診察が済んでから、という姿勢を示します。かかりつけ医で年1回のWell Visitを受けていて、最新の血圧や体重などの状況がわかれば、ビデオ診察で十分対応できることも多いです。前回の受診以降、ほかに飲んでいる薬が変わったり、新しい病気にかかったりして、そのまま漫然と同じ薬を継続してはいけない場面もよくあります。なので、そういう意味でも、薬の「おかわり」を患者さんの希望するままに1年すぎてもオーダーするのは、よろしくありません。
なのでみなさん、「なんでリフィルくれないの」と言わず、少なくとも1年に一回は再受診がいるんだ、とご理解くださいね。オリジナル処方箋にどんなにたくさんリフィルをくっつけて処方しても、1年後にはすべて無効になります。

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