とまとまんが、この記事面白いよ、というので、以下の記事を読んだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/123839f909c17ea90ae5848ba4540671b105596e
同調を求められるプレッシャー、で思い出したのは、父の仕事の都合で西ドイツ(というと年齢がわかるね)に1年3か月住んで日本に帰国し、いきなり1年生の6月に小学校に行った時のこと。しかも、父が買った、ドイツのランドセルを背負って。
https://holaergo.com/pages/ scout この写真の70-80年代の商品に似ていた。写真のような反射板もついていた。(ドイツの冬の朝は真っ暗。)
日本でランドセルのバリエーションといえば赤か黒かしかなかった時代に 、ドイツの大きくて派手なランドセルを使うのは、嫌でも注目を集める。ただでさえ「転校生」というのはいろいろ面倒だが、こういう異質なもので入っていくと、なおさら。
でもすぐに分かったのは、このランドセル、軽くて大きいおかげで、教科書やノートだけでなく、いろいろな道具(書道セット、絵具セット)や体操服・ 給食の白衣もろもろがバンバン入るということ。それで結局6年間使った。
当時、学校はとくに文句を言ってこなかったので、 そのまま押し切り。
アメリカから日本に帰国した方が、子どもが重いランドセルを背負ってとても苦労している話を聞かせてくれた。家に毎度持ち帰らなくてもいい教科書は学校に置いてきてもいいとか、もっと背負いやすくて軽いバックパックを使ってもいいとか、そういう柔軟さがなくて、一律に、決まった形のランドセルに、ぎっしりいるものもいらない物も詰めて、毎日えっさほいさと担いでいる子どもたちが気の毒。(しかも手には結局体操服や絵具セットを持つわけで。)
みんなと同じ、であることに、やたらめったら気を使って、エネルギーを消耗してしまう一例。
ちなみに、子芋は、幼稚園の制服を最後に、小・中・高校時代は制服がなかったので、日本育ちの日本人としては、かなりラッキーだったと思う。でも、体育館シューズとか、体操服・ジャージとはやっぱり指定されてたなー。
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