大体年に数人のNP学生のプリセプター(臨床指導者)を勤めている。ときには同じセメスターの前半と後半に1人ずつ、ということもあるけれど、とまとまんとの生活を良好に保つためには、1セメスターに1人に限っておいたほうがよい。
年齢の差、属するジェネレーションの差、性格のちがい、いろいろあるけども、小芋がとても助かるのは、
- 分かっていること、いないことをざっくばらんに言ってくれる学生
- 何が怖いか、不安か、教えてくれる学生
- やったことある、ないをはっきり言ってくれる学生
逆に、思っていること感じていることをシェアするのを控える学生、不安や恐怖をまったく表情に出さない学生、はとても難しいと感じる。知らないこと・できないことがあって当然なので、知らなくてもできなくても「もともと」なのだが、何がカンファタブルで、なにがカンファタブルじゃないかが見えないと、サポートのとっかかりを探すのにとても苦労する。
カルテの記載をみて、あー、ここ分かってたんだな、とか、ここ分かってなさそう、と読み取れることもある一方、学生によっては、カルテの記載を見てもなお、小芋は今ひとつ学生の理解度を把握しかねることも。。。
患者さんの前では、大いに自信を持った姿で臨んでくれてOK。でも、舞台裏でディスカッションしているときには、プリセプターと腹を割って話してほしい。と、学生に直接言っただけで、学生が変わるんだったらどんなに楽か。
実際はそういかないので、プログラムの先生にコンタクトして、
「えーと、今回のAさんと話していて、どうも私うまくサポートできてない感じがするんですけど、授業や他の実習ではどうでしたか」と聞いてみたり、
別の実習先のプリセプターに電話して、どうしてますか?と尋ねたり。
中間評価、学期末評価まで待たず、随時なんかうまく行ってないぞ、と思った時点で先生にコンタクトしてアドバイスを求めるのが得策のよう。